26回目は神功皇后ゆかりの神社を訪ねます。
第14代仲哀天皇の妻である神功皇后は、謀反を起こした九州の熊襲を討伐するために天皇と下関にやってきます。ここで討伐の為の拠点として豊浦宮を建てます。
その場所は現在の忌宮神社があるところ。
この近くの海で、神功皇后は干珠満珠の玉を手に入れたといわれます。
また、ここでは新羅の塵綸(じんりん)が皇后を襲うという事件がありました。
この時、天皇は自ら弓をとって敵を退散させました。
その勝利を喜んだ皇軍は旗をかざして塵綸の遺体の回りを踊り回ったそうで、現在もこれが「数方庭の祭り」として
残っているのだそうです。
本殿の前には鬼石という石がありますが、そこが塵綸が葬られた場所だとか。
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