地元の高校生が“流出”しないよう数百人を受け入れる「県立大学」設置へ…佐賀県
佐賀県が目指す県立大学の設置に向けて、具体的なカリキュラムや設置場所などを議論する専門家チームの初会合が4日、開かれました。
地元の高校生の多くが県外へ“流出”
佐賀県庁で開かれた専門家チームの初会合には、経営学や統計学などに詳しい大学教授3人が参加しました。
リーダーを務める立教大学経営学部長・山口和範教授:
「佐賀の未来をいい方向にできるような大学を目指していければなと思います」
佐賀県には4年制の大学が2つしかなく、地元の高校生の多くが県外の大学へ進学していて、若者の流出などが大きな課題となっています。
数百人を受け入れられる「県立大学」を目指す
こうした状況を受けて、佐賀県は2028年度、1学年に数百人の学生を受け入れられる県立大学の設置を目指しています。4日の会合では、大学の理念や入試方法などについて意見を交わしたということです。専門家チームと佐賀県は今後、大学のカリキュラムや設置場所などについても議論し、意見をまとめる方針です。
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