PageTopButton

成人式の「ド派手衣装」 世界最大級のファッション祭典「パリコレ」で披露 “北九州市の恥”と言われた過去を乗り越え「地域の文化」に飛躍

「パリコレ」モデルはダウン症のある斉藤菜桜さん


ダウン症のあるモデル斉藤菜桜さん「こことここがかわいい」

ドレスを着てランウェイを歩くのはダウン症のあるモデルとして活躍する斉藤菜桜さんです。パリ・コレクションへのゲスト出演が決まりドレスの制作を「ド派手衣装」を手がける池田さんに依頼しました。

モデル斉藤菜桜さんの母 由美さん「パリで堂々とダウン症、障害があっても夢がかなうということを皆さんに伝えていけたら」

レンタル衣装店「みやび」池田雅代表「パリだったらこんな衣装で出したいなという自分の夢ももちろんある。菜桜ちゃんのためもある。本当にチャンスをくれてありがとうという感じです」

「ド派手衣装」いよいよ「パリコレ」ランウェイに


斉藤さんとは別の飛行機でパリに向かった池田さん。大きなスーツケースは、1着のドレスでいっぱいになっていました。

レンタル衣装店「みやび」池田雅代表「わかる?キラキラ?」

パリで披露されるのももちろん「ド派手衣装」。ドレスには、ショーの直前までガラス玉をちりばめるなどの改良が加えられていました。斉藤さんがランウェイを歩いたのはおよそ3分間です。その姿を見守る池田さん。涙が止まりません。

レンタル衣装店「みやび」池田雅代表「音楽と場の空気と菜桜ちゃんの動きと何もかもがこんなにうまくきっちりとはまって衣装と。本当に素晴らしかったです」

斉藤さんと池田さんの「夢」の舞台が終わりました。

インタビュアー「パリのファッション・ウィークに出られてどんな気持ちですか?」
ダウン症のあるモデル斉藤菜桜さん「楽しかった」

インタビュアー「今後、どう活躍していきたいか教えて。」
ダウン症のあるモデル斉藤菜桜さん「みんなが笑顔になれるモデルになりたいです」

レンタル衣装店「みやび」池田雅代表「やってきたことは間違いなかったと思いました。これからもどんどん“ド派手”を発信していきたいです。これからもどんどん海外に行きたいと思っています。今年の秋にパリでみやびのコレクションでチャレンジしたい」

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう