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「生理ショーツが汚れても会議を続けた」「仕事中、トイレで母乳を絞って捨てた」 生理・妊娠・出産・更年期障害…女性の健康課題 我慢する時代はもう終わり

過去最高の来場者数!熱気に包まれたフェムテック フェス

 

会場は、フェムテック市場の今を「氷山」にたとえ、2つのエリアで展開された。


一つ目のエリアは「世界を切り拓く氷山の一角」と題し、国内44社のブースが最新の商品やサービスを紹介。使いやすく開発された「月経カップ」や「吸水ショーツ」、おりものに特化した商品や研究結果の展示、月経にまつわる不快な症状を緩和するサプリなどあらゆる健康課題に対応する商品が展示販売された。
 

会場のようす

 

吸水ショーツ

 

「おりもの」に特化した商品や研究も展示された


二つ目のエリア「深い海をのぞいてみたら」では、まだ日本では手に取ることができないものを含む最新のフェムテック商品やサービスが紹介された。「生理の貧困」を解決すべく開発された、トイレットペーパー状の生理ナプキンや、生理やおりものなどの分泌物から健康管理ができるデバイス、特に来場者から注目されていたのは、助けを呼びたいもしもの時のためのエマージェンシーコール付きブレスレットや、性被害にあった時にエビデンスを残すことをサポートするキットなど、世界のフェムテック最前線を体感することができた。
 

トイレにトイレットペーパーはあるのになぜナプキンは無いの?
「生理の貧困」を解決するべく生まれたロールナプキン


 

生理やおりものから体調チェックができる最先端のテクノロジー

 

もしもの時のための対策グッズ(災害時や、心身に危険が生じた際に備えることを考えたアイテム)

 


他にもフェムテックを通して「性」をより深く考えるワークショップやセミナーが充実しており、4回目の開催となる今回のフェスは、3日間で過去最高の約5100人が来場。会場は熱気に包まれた。

 

セミナーの様子

 

モヤモヤを吐き出すワークショップ

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