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「アスリートの盗撮は性暴力」 福岡県が根絶条例の改正案に盛り込む 着衣の有無にかかわらず

アスリートの盗撮など新たな性被害を根絶しようと、福岡県議会は条例の改正案を取りまとめました。性的な意図をもって、同意を得ることなく撮影する行為を「性暴力」と定めています。

議員提案で「性暴力根絶条例」改正案


福岡県議会の議員提案政策条例検討会議は7日午後、性暴力根絶条例の改正案を取りまとめ、香原勝司議長に報告しました。

 


改正案では、同意なく行なわれる性的な行為を「性暴力」と定義。学校やスポーツ施設、公共交通機関など不特定多数が利用する場所で性的な意図をもって、同意を得ることなく人の姿態または部位を撮影する行為を、着衣の有無に関わらず性暴力としています。

「思い悩む人が1人でも減れば」

性暴力根絶条例は2019年に制定されましたが、アスリートに対する盗撮など新たな性被害が問題となる中、今回改正案が取りまとめられました。
 


浦伊三夫座長「盗撮をされて、思い悩む人が1人でも減る。そっちの方がやっぱり県民の生活にはいいのかな」
 


報告を受けた香原勝司議長は「今の時代に適した条例改正」との考えを示していて、県議会最終日の22日に改正案が提案され、議決される見通しです。

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