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AI搭載カメラが危険を察知して視覚障害者の歩行をサポート「seeker」の実証実験

福岡市東区で、視覚障害者の歩行をアシストするシステムの実証実験が行われました。

AI搭載カメラが危険を察知して振動で知らせる


20日朝、福岡市東区のJR箱崎駅西口交差点では視覚障害者の歩行アシストシステム「seeker」の実証実験が行われ、視覚障害者10人が参加しました。「seeker」は、AIが搭載されたカメラが危険を検知し、知らせるもので、視覚障害者の安全・安心な単独歩行をサポートします。

RKB毎日放送 奥田千里「カメラが信号を検知し、赤になるとこちらの機械が振動して知らせてくれます」

福岡市視覚障害者福祉協会 明治博会長「この機械があったらしっかり、赤とか青とかの信号を判断して渡ることができると思いますので、すごくありがたい装置だと思っております」

「seeker」は横断歩道のほか、駅のホームからの転落防止や、遠くの障害物を検知する機能なども搭載される見込みで、検知精度の向上や軽量化を図り、今年度末に販売が始まる予定です。

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