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博多駅までのアクセス向上で沿線の住宅事情にも変化が…福岡市営地下鉄延伸から1年、エリアへの影響は

福岡市地下鉄七隈線が博多駅まで延伸されて27日で1年になります。利便性が向上したことで乗客数は増え、沿線のマンション需要や天神地下街の人の流れにも変化が起きています。

延伸は沿線全体の住宅事情にも影響


RKB毎日放送 原口佳歩「延伸区間の開業で福岡大学周辺の住宅事情も変わってきています」
 


来月、約4500人が入学する福岡大学。全体では約2万人が在籍し、かつては半数近くの学生が一人暮らしをしていました。しかし、先月時点で一人暮らしをしている学生は4割以下となっていて、不動産会社によりますと、「今年の新入生の契約は例年から3割減った」ということです。

福岡大学の学生はー「一人暮らしをしようとしてたけど、実家から通えるようになったという人はいました」
 


三好不動産別府店 小園太一店長「七隈駅周辺は学生の需要が減って学生向けの物件が壊されて、次にファミリー向けの物件が建ってきている状況ですね」

七隈線沿線ではほかのエリアでもマンションの需要が高まっています。別府駅から徒歩3分のこちらの新築賃貸マンション。3LDKで賃料は19万円前後~のハイグレード物件ですが、人気は上々で、すでに残り3部屋となっています。

三好不動産別府店 小園太一店長「博多に勤務するこれから就職される方のお客様が増えました。来店数・メールの問い合わせは1.3~4倍増えている状況です。空港線沿線よりはまだ家賃が安いので穴場」

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