安曇族の足跡を探るの15回目は明科について
安曇族は仏像をもって安曇野へ入った、そして有明山が見える場所、明科(あかしな)に拠点と作った、というのがちひろ美術館の松本猛さんの説です。
松本さんは、その明科に安曇族は寺院も作ったのではないか、それが明科廃寺とされる場所では、とみています。
その証拠に塔の原という場所があり、かつて、塔が建っていた可能性があるとみています。
さらに、最近の調査でも多量の瓦が出土いるのです。
しかし、長年調査に当たっている安曇野市の文化財保護審議会委員の大澤慶哲さんの話では、どのような建物が建っていたのか、まだまだ発掘してみないとわからないということでした。
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