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ベストなお菓子は? お詫びの菓子折り“最適解”を調査!

1月25日は「お詫びの日」。1077年の「カノッサの屈辱」にちなんだものだそうです。というわけで、今回のテーマは【謝罪時、菓子折りの最適解は?】。お詫びの菓子折りの最適解を調査しました。

福岡の人々の謝罪の実情を調査

街頭インタビューでは「前の車に衝突した」「飲みすぎて奥さんに怒られた」などさまざまな意見が出てきました。
 


また、ゴリけんのマネージャーも過去に遅刻で怒られて謝罪した経験が。
 

そんなお詫びの際に最適な菓子折りを選ぶのはけっこう難しいもの。最適な菓子折りを調査しました。

街頭インタビューで聞いた意見で多かったのが「もち吉」。福岡・直方生まれの銘菓です。上質なせんべいの味はもちろんのこと、巨大なカンカンに入っていることもお詫びのポイントになるようです。


北九州市生まれ「湖月堂」を持参するという声も。
 

では、お菓子メーカーの方々が持って行っているのは……?

老舗「石村萬盛堂」の営業本部次長・大賀啓一郎さんは、皇室・皇家にも献上されたことのある「献上鶴乃子」を持参することが多いそう。


普通の「鶴乃子」の極上バージョン!

謝罪のプロに聞く最適解とは?


九州電力の元秘書でマナーコンサルタントの有田麻紀さんは、これまでさまざまなトラブルを解決してきたそうです。これまで受けた相談件数は約900件。謝罪のプロにお詫びの正解を聞きました。
 


「相手の好みをリサーチして好物を渡すのがポイント」と話す有田さん。周囲の人間に聞くなどして相手の好みを把握しておくのが大前提とのことでした。
 

また、「重厚感」も大事な要素。有田さんが購入して好評だったお菓子を「大丸福岡天神店」で教えてもらいました。

例えば、「源吉兆庵」の「潤宝果メロン」(1個972円)。黒色の箱だと特に重厚感が出て良いそうです。

「福砂屋」でも、小分けの手軽なものよりも箱入りがベスト。単価の大きさもポイントになります。
 

価格については、「トラブルの重大さによって変えるのがいい」と有田さん。


大丸に勤めて約30年。食品部長の今井良祐さんのお詫びのお供は……

相手が若い方なら「YOKUMOKU」。一方、相手がご年配の場合は「福砂屋」だそうです。

王様&女王様のお詫び力調査

同じ時間帯にオンエアが重なる「裏被り」という大罪を犯してしまった女王様。「本当にすみません」とお詫びをしていました。その時持参したのは「とらや」の羊羹。紙袋も重要だと話します。有田さんの採点は、なんと「お相手が甘いものが好きなら100点」。


一方、王様が謝罪で持参したことがあるのは「鈴懸」の「鈴乃○餅」。有田さんの採点は「50点行くかな」。「鈴乃○餅」は日持ちが2日ということで、相手への配慮が足りないとのことでした。

お詫びの菓子折り【実践編】


話を聞いたのは謝罪芸人、EE男の山口たかし。社長にわびる時に使える菓子折りを聞いてみました。ポイントは「サプライズ感のあるものを」と話す山口。

例として挙げてくれたのは、北九州の唐揚げメーカー「北湘」が作るタケノコを使った食べるラー油「奇跡のひとさじ」。控えめな辛さとうまみが強いのが特徴だそうです。


「ホームパーティーが多い北九州&柳川の社長は子供が喜ぶ品がいい」(山口談)とのこと。お菓子なら「鈴懸一択」だそうですが、日持ちは大丈夫?
 


実は、「草月」なら日持ちは2週間。これなら持参しやすい!
 

ちなみに、それでも怒りが収まらない場合は持ちネタを披露するとのことでした。

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