宮崎県美郷町北郷長野地区は、毎年2月に長野薬師尊祭相撲大会を開催していて、相撲文化が強く根付く町として知られています。そんな町で生まれ育った長田孝規さん(56)にとって相撲はとても身近な存在で、小さい頃から相撲に親しんできました。
また、地元愛も強い長田さんは35年以上、町役場に勤めていて、過疎化が進む地元を盛り上げたいと約10年前に「薬師相撲ダンサーズ」を結成。これは30代から60代の地元の人たちだけで結成されたダンスグループで、力士姿で流行りの曲に合わせてオリジナルダンスを披露します。これまで地元の運動会で踊ったり、地区祭りに参加したりして話題を呼んでいました。そんな薬師相撲ダンサーズの初期メンバーで、リーダーでもある長田さんですが、次のイベントで披露するダンスを最後に、次世代へバトンを渡したいという思いで勇退宣言をします。
新展開を迎えた「薬師相撲ダンサーズ」残されたメンバーたち、そして有終の美を飾るべくラストダンスに奮闘する長田さんに密着。それぞれが新たなステップを迎えるメンバーのダンス、そして地域に対する思いをお伝えします。
( MRT宮崎放送/渡部展久)
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