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福岡県内唯一の「射撃部」県立太宰府高校の部活をスナッピーが取材

福岡県内で唯一「射撃部」がある福岡県立大宰府高校(太宰府市)を、RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーが訪問。1月16日の生ワイド番組『#さえのわっふる』でリポートしたほか、初めて手にしたライフル、無謀にも現役部員との「対決」にも挑みました。(報告・スナッピー前田愛美)

肉眼では見えない的の中心部

太宰府高校の射撃部は、1988(昭和63)年3月に創部され、今年で37年目の歴史ある部活です。現在、部員は15人。2024年12月の「第9回九州高等学校ライフル射撃競技新人大会」の九州ブロック予選会では、8年振りに男子団体で優勝を果たしました。

射撃部は、屋上に常設された専用の射撃場で練習しています。競技はライフルやピストルなどで、10メートル先の的を射抜いて、的中した点数を競います。

的の中心部にある、一番点数が高いエリアは直径わずか1ミリ。射撃位置から肉眼では見えません。2年生の部員、木下じゅうとさんは「真ん中は見えないけれど、真ん中を意識して撃っている」と言います。練習を重ねるうち、だんだん感覚で分かってくるようになるそうです。競技では、60発撃った合計点で争われますが、木下さんはそのほとんどを中心部に当てられる、と胸を張っていました。

現役部員とスナッピーが「対決」

木下さんの実力をラジオで伝えるために、スナッピー前田が無謀にも「対決」に挑みました。ただし、エアライフルを撃つには資格が必要なため、前田はビームライフルを使いました。

「素人はまず的に当たらない」とのことですが…結果は6.4点。射撃部顧問の安永先生も「この結果はすごい」と目を丸くしていました。

プレッシャーがかかった木下さん。サイトを覗いて標準を合わせ、慎重に的を狙います。撃つまでに要した時間は約30秒。果たして…。

結果は9点! 現役部員としての威厳を保ちました。このときはスナッピーが真横でリポートをしている最中にもかかわらず、集中力が途切れなかったようです。

安永先生によると、木下さんは「時間をかけて、集中力を高めていくタイプ」とのこと。競技途中で集中力が切れたら、いったん射場から出て、ベンチなどでリラックスしてから再度挑んでいるということです。

「今後の目標は全国大会に出場して優勝すること」と語る木下さん。視力を守るために、得意な射撃のテレビゲームをするときも、明るい部屋で、適度に目を休ませることを心がけているのだそうです。

お・ま・け

太宰府高校の芸術科が主催する「第37回卒業制作展」が1月28日から2月2日まで福岡県立美術館で開催中。高校生たちの作品をぜひご覧ください。

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前田 愛美

スナッピー

出身地:福岡県 誕生日:8月3日 趣味・特技 趣味:洋服を買うこと、温泉 特技:子供をあやすこと(赤ちゃんは私の抱っこで寝ます、小学生の心は一瞬で開きます。多分...笑 )・何時になんの番組が放送されているか答えられる事(友達からは番組表と呼ばれてました笑)