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『証言 ~核なき未来へ~』

2025年第10回 
制作:NBC長崎放送
ディレクター:山田大輔

 

昨年12月にノーベル平和賞を受賞した日本被団協。受賞理由の一つに挙げられたのは核兵器が二度と使われてはならないことを目撃証言を通じて示したことでした。日本被団協の中核をなす被爆者団体、長崎被災協ではSNSなどで被爆証言を発信することに力を入れています。

 

その活動の中心となっているのが横山照子さん(84)です。横山さんの妹の律子さんは原爆の後障害のため、44歳で亡くなりました。若くして生涯を閉じた妹の無念さを国の内外で伝え続けています。また、横山さんの活動とともにこの番組で紹介するのが被爆者の証言です。

 

NBCは被爆者の証言を紹介するラジオ番組「長崎は証言する」(1976年3月までは「被爆を語る」)を1968年11月から続けています。原爆投下からわずか20数年しかたっていない収録初期の頃の証言は、被爆者の記憶が鮮明で情景が生々しく、どの証言も核兵器がもたらす惨状を如実に表すものばかりでした。

 

それらNBCに残る1040人の貴重な被爆証言も交え、被爆80年の長崎と被爆体験の継承にむけた取り組みなどを描きます。

 

 

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