<ruby><rb>資</rb><rp>(</rp><rt>すけ</rt><rp>)</rp></ruby>さんうどんのとろろ昆布はなぜこんなに美味いのか。本社に愛を伝えて、おすすめの食べ方を聞いてみた

すけさんうどんのとろろ昆布はなぜこんなに美味いのか。本社に愛を伝えて、おすすめの食べ方を聞いてみた

北九州発、今や九州全体に人気を広げようとしている、資さんうどん。お昼時になると、どのお店も多くのお客さんで賑わっています。

そんな資さんうどんで、実は楽しみにしているもの。それが「とろろ昆布」という人は多いのではないでしょうか。

他県へ行った時「とろろうどん」というメニューを見かけたことがあります。本来、かけうどんにとろろがプラスされると、値段もプラスされるはずなのです。しかし、資さんうどんは違う。

そこで、今回は資さんうどんの本社へ、とろろ昆布の愛を伝えにいこうと思います。

すけさんうどんとは?

資さんうどんは、福岡県・北九州発祥のうどんチェーンです。うどんや丼、ぼた餅など100種類以上の豊富なメニューで、北九州のソウルフードと言われるほど愛されています。

1976年(昭和51年)1月、現在の福岡県北九州市戸畑区一枝(いちえだ)に本店が誕生。それ以来、店舗の拡大を続けており、大分県や熊本県、さらに本州への進出も果たしています。

資さんうどんは、福岡のうどんチェーン店の中でも鯖出汁が利いた個性的な味わいが特徴。さらに、うるめ、昆布・椎茸などから丁寧に出汁をとった、ちょっぴり濃い目の味付けです。

すけさんうどんの特徴と他店との違い

資さんうどんは福岡のうどんが持つ特徴である「やわらかさ」だけでなく、モチモチした食感と弾力が特徴。やわらかいけど、たしかな噛みごたえのある食感が楽しめます。

一番人気のメニューは「肉ごぼ天うどん」。細めでサクサクのごぼ天と、甘い味付けの肉がよく合います。「カツとじ丼」などうどん以外のメニューでも人気メニューがたくさん。みんなの食堂のようなうどん屋さんです。

毎日行っても飽きない、資さんうどん。そんな資さんうどんでは、福岡のうどん屋さんにはなかなか置いていないものがテーブルに置かれ、無料で取り放題となっています。

それは、「とろろ昆布」です。

あらためて資さんうどんのとろろ昆布を食べてみよう

愛を伝える前に、あらためて資さんうどんのとろろ昆布をおさらいしましょう。まずは、お気に入りの「かしわうどん」を注文します。

着丼するやいなや、ぼくの目線はとろろ昆布へ。蓋をあけると、ふわふわのとろろ昆布がうどんの中へ飛び込むのを待っていました。

うどんととろろ昆布は相思相愛。うどんもまた、とろろ昆布を待っているのです。ぼくは素早く、乗せてあげます。

「ふぁさっ」とやさしく乗せてあげると、じわじわとスープがとろろ昆布に浸み込んでいきます。完全に染み込むのを待たずに、ぼくは麺に箸をのばすのです。

麺は汁を吸ったとろろ昆布を巻き込みながら、ぼくの口にやってきました。

鯖節、昆布・椎茸などからとった、濃いめのスープに、とろろ昆布でさらに旨味をプラス。北九州らしい、パンチのある味わいになります。ああ、美味しい。

こんな幸せを届けてくれる「とろろ昆布」を無料で提供してくれる資さんうどんにお礼が言いたい。

ぼくは資さんうどんに「とろろ昆布愛」を伝えました。

資さんうどんに「とろろ昆布愛」を伝えてみた

──今日は伝えたいことがあって、ご連絡しました。

資さんうどん担当者(以降、資さんうどん):ありがとうございます。どういったことでしょう?

──いつも、とろろ昆布を無料提供してくれてありがとうございます!!

資さんうどん:あ、それをお伝えにわざわざ……?
──そうです。本当にありがとうございます。

資さんうどん:そうなんですね、ありがとうございます。資さんうどんでは、創業以来、現在までずっととろろ昆布を無料で提供させていただいています。

──そもそも、どうしてとろろ昆布の無料提供を行っているのでしょうか?

資さんうどん:北九州では、ご家庭でうどんを召し上げる場合も、とろろ昆布を入れる習慣があります。それで、

──北九州の食文化に寄り添った、自然な結果なんですね。

資さんうどん:「資さんうどん」は北九州発祥ですので、あたりまえなものとして、提供させていただいています。創業者は「お客さまに沢山お召上がりいただき、ご満足いただきたい」という想いのもと、無料での提供を継続しています。テイクアウトの際にもお持ち帰り用の「とろろ昆布」をお付けしています。

──ちなみ1日に消費するとろろ昆布はどれくらいでしょうか

資さんうどん:1か月で、全社合計1.7トン発注しています。

──あんなに軽いとろろ昆布が1.7トン!想像を絶する量ですね!!ちなみに、うどん以外の、とろろ昆布のおいしい活用法があれば教えてください。

資さんうどん:資さんうどんでは、丼や朝定食と一緒に「みそ汁」をお出ししていますが、「みそ汁」に「とろろ昆布」を入れる方もいらっしゃいます。また、白おにぎりにまぶして「とろろ昆布おにぎり」にするのも美味しいです。

──うわあああああ、めちゃめちゃ美味しそうですね。今後も遠慮なく、とろろ昆布を使ってもいいのでしょうか?

資さんうどん:もちろんです!ただ、入れすぎると、出汁が辛くなってしまったり、とろろ昆布が出汁を、吸ってしまって出汁が飲めなくなってしまったり。と言うデメリットも生じますので。

──たしかに。たくさん入れたら美味しいというものでもないですしね。

資さんうどん:少しずついれていただいて、お客さまが「美味しい」と感じていただける「適量」にてお召し上がりいただければと思います。

──なるほど!これからも資さんうどんととろろ昆布を愛し続けます。ありがとうございました!

THE WRITER

大塚たくま
大塚たくま
福岡のフリーライター、編集者。株式会社なかみ代表取締役。車で取材に飛び回り、主に福岡・九州のグルメ・観光情報を発信中。テレビ、YouTube、PodCastなど課外活動多々。

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