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福岡市内の立ち呑み屋43軒を巡るスタンプラリー開催

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福岡にも酒屋の角打ち文化はありましたが、立ち呑みというスタイルが市民権を得てきてのは比較的最近のことです。もう何十年も前に東京方面からスパニッシュバルブームというのに紛れて立ち飲みの店が増えた時期がありましたが、福岡ではさほど流行ることはありませんでした。関東や関西に比べると飲食店に並ばないと言われる福岡の人はやっぱりスタンディングが苦手なのかな、なんて思っていました。
しかし若い人を中心に、昨今の福岡は立ち呑み屋だらけです。立ち呑みのよさは気軽さと親密さでしょう。それはある意味屋台に近いのかもしれません。福岡の名物でもある屋台は椅子こそあるものに、気軽さや親密さという点で街になじみ、それぞれでコミュニティを作っています。つまり姿、形は違いますが、立ち呑み屋は、現代版屋台という性格をもっているのです。
福岡の屋台はメニューの豊富さ、業態の多さでも全国唯一といってよいと思いますが、その点も立ち呑み屋は負けていません。料理もドリンクも実にいろいろで、店の個性が存分に表されています。
SNSなどネットでのコミュニケーションが得意で、食事といえばデリバリーを頼んで自宅で、という人たちも多い昨今ですが、立ち呑み屋でリアルなコミュニケーションを楽しむ人もたくさんいるのです。

骨屋外観 KAKUUCHI 骨屋

福岡においてそんな立ち呑み文化を浸透させたリーディングショップの一軒は「メグスタ」でしょう。今では東京にも店をもつ「メグスタ」は、常に新しいチャレンジをして、立ち飲みの楽しさを発信しています。
そんな「メグスタ」が中心となって、今度は立ち呑みの楽しさをより多くの人に知ってもらおうと、11月前半の約2週間、立ち呑み屋43軒でスタンプラリーを行います。スタンプの数によってオリジナルロンTやサコッシュなどのグッズをゲットできますよ。期間が約2週間あるので、無理することなく少しずつ巡れますね。

てしまや外観 もつ焼き てしまや

また、11月2日には田中知之氏(FPM)やSHINICHI OSAWA氏など、豪華なDJ陣によるオープニングパーティーもあるそうです。
まだ新型コロナがなくなったわけではないし、インフルエンザも油断できないシーズンですので、感染対策はしっかりしつつ、この機会にいろいろな業態の立呑みを楽しんでみるのもよいですね。

にどね外観 ちょい立ち酒場 にどね

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