5月30日を「国際ポテト・デー」にする。と、2023年12月に国連総会でに決まったらしい。その2回目のポテトデーを2日過ぎてしまったが(これを書いてる今日は6/1)、せっかくなのでポテト絡みのgood titleを紹介したい。

昔読んだ子供向けのアイデア発想の本に「世の中にあるものは全部誰かが考えたもの。ピザだってパジャマだって誰か最初に考えた人がいる。」的なことが書いてあって、いたく感銘を受けたことがある。その、世の中にあるもの、の1つ、ポテトチップスがどう生まれたか、を実話に基づいたお話に仕立てられている絵本。
発明家やお菓子メーカーが、実験室や机の上で、うんうん唸って考えて作られた…、わけではない。どこかの食品会社の社員が新商品を考えろといわれて、市場調査したりして、マーケティング会議したり、コンサルに頼んで、社長にプレゼンして作られた…、わけでもない。

ずっと残ってるものは、結構、意外なきっかけ、意外なドラマの中から生まれている。ポテチの場合は…本書を読むのを楽しみにしてもらおう。
ちょっと付け加えると、「注文」をつけられることや「やり直し」や「制約」が新しいことを生む母だってこと。それらはいつも一見嫌だけど、そのおかげで想定外のものが生まれるのは、我々の人生や仕事でだってそうだ。だから、そのちょっとしたトラブルを嫌がらない。これって逆にチャンスかも。その発想の転換を思い起こせるように、近くに置いておきたい本。

これを読んだ子供が発明家になるかもしれないし、シェフになるかもしれないし、新規事業部の大人が読んだら勇気をもらってイノベーションを起こすかもしれない。

でもまあ絵本ですから、ポテトチップスを摘みながら、ジュースやビール片手に、読んでもらうといい感じです。

ご紹介した本は、good title booksで販売中です。

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