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心の隙

暮らし
人間常に気を張ってばかりいては どうしても疲れる それなりに緊張を解くのは 大事なことだ
だが何事も 程の好さがある 弛(ゆる)め過ぎれば 心に隙が生じ易い
気の弛みは 災いを招く 油断は怪我の基であることを 日々言い聞かせよう


人は大体において自分に甘く 他人に厳しいものだ 
別段支障がなければ 一向に構わぬが 道義に反することは 慎(つつし)みたい
心の隙を狙う悪は 何所にでもいる 妙な話には 気をつけろ
労せずしての得に走ることなく 着実な道を選ぼう

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