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階段を下りると雰囲気抜群の空間!山梨からやってきた店主はスゴイ人!?


長岡のサニーの近く、ビルの半地下にできたカフェ『パタゴニアの南』を営むのは、山梨県甲府市から移住してきた齋藤さん。海がない山梨県から、海があるところに・・・と福岡に拠点を移し、コツコツと自分たちで店づくりをしていた。店名は山梨の頃の店から引き継いだもので、「南米大陸の最南端・パタゴニアのさらに南は世界の果ての旅が終わる場所だと思っているので、そんな心が安らぐ場所になってほしい」と名付けたそう。

海を求めて遠く福岡に引っ越してきたが、店のコンセプトは"森"。ブラウン系の色味で統一された店内にグリーンの植物が映えていて、ふぅっと一息つける落ち着いた空間だ。ここでは、「シンプルだけどいい素材のものを。素朴であたたかみのあるものを提供したい」と、自家製タルトや自家焙煎コーヒーが楽しめる。

「山梨の頃は、パスタが人気で食堂のようになってしまったので、今回は一旦カフェメニューメインでやっていきたいですね」と齋藤さん。

店内の壁には1本のギターが掛けてある。あまりにも馴染んでいるので装飾品かと思っていたが、なんと齋藤さんはミュージシャンとしても活動しているそうだ。さらに、佐賀のとある店のメニュー開発やディレクションにも携わっているらしい。なんとも興味深い店主のいるカフェなので、ぜひ一度は足を運んでほしい。一度行ったらきっと何度も行きたくなるはずだ

店主・齋藤さんとこだわりの詰まった店内。エスプレッソマシンも、ハイテクなものではなく、昔ながらのものをあえて選んでいるそう

コーヒーと自家製タルトは、テイクアウト可能。さらに自家焙煎したコーヒー豆も購入できる。数に限りがあるので売り切れご免!

店内の一角には本棚もあるので、コーヒーを飲みながら読書タイムを過ごすのもよし

齋藤さんイチオシのテーブル。東京のヴィンテージ家具屋で見つけたフランスのものらしい。ちなみに、店内はドッグフレンドリーなので、犬の散歩ついでに寄るのもおすすめ

店舗情報

店名 Patagonianominami
住所 福岡市南区長丘3-2-30
電話番号 なし
営業時間 10:00~18:00
定休日 不定
Instagram @patagonianominamiで確認
座席数 8席
駐車場 なし
カード 可、PayPay可
 

※この記事は、シティ情報ふくおかの『美味本2021』より抜粋して掲載しています。
≫ 福岡の街の情報盛りだくさん「ふくおかナビ」

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