6月に入り、各地で梅雨入りシーズンを迎えています。梅雨といえば、ジメジメした湿度や低気圧による偏頭痛と一年の中でも特に体調やメンタルを崩しやすくなる時期です。
梅雨の時期に多い症状は「頭痛」
いわゆる梅雨バテは、3人に一人が経験しており、中でも「頭痛」が最も多い症状です。
大気の低気圧により、自律神経が乱れ日中に副交感神経が優位になりだるさを感じたり、疲れやすくなったります。日中に感じる過度な疲労に加えて、夜は寝苦しさから睡眠不足になりやすく、更に日中疲れが出やすくなる連鎖が起こってしまいます。この様に気温や湿度の変化により、自律神経が乱れ、「だるさ」「頭痛」「冷え」「肩こり」などの症状が出やすくなります。
梅雨バテは水分バランスが原因かも?
梅雨バテには様々な原因がありますが、見落としがちなのが、「水分バランス」です。梅雨は湿度が高いため、体温調節が機能しにくくなります。夏と比べて汗が蒸発しにくく体内に熱がこもりやすく、また、蒸し暑さからエアコンによる温度低下で水分を取らなくなりがちです。体内の水分が出て行きにくくなることで、体内に余分な水分が残り、体の「むくみ」の原因にもなります。だるさからコーヒーの摂取も多くなりやすく、コーヒーやお茶などを多く摂取することで余計脱水を促してしまうことも少なくありません。
水分補給とビタミンB群が大事
梅雨バテは、そのまま夏バテに繋がることも多いので、こまめな水分補給や食欲不振対策に『疲労回復ビタミン』『ストレスビタミン』とも呼ばれるビタミンB群の積極的な摂取、快眠に最適とされる環境作り「気温26度以下」「湿度50~60%」を心掛けてこの梅雨を乗り切りましょう!
医療機関でも熱中症や夏バテ予防の点滴などを自費(健康保険診療適用外)で行っている場合がありますので、興味があれば探してみてください。
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この記事を書いたひと
大賀薬局
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