SDGs 芦屋町の特産品が化粧品に~地元企業が開発 福岡
ニュース
<リード>
「SDGs私たちにできること」。
今回は11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」です。
福岡県芦屋町で地元企業が手がける化粧品が好評です。
原料は町の特産品、地域の活性化に一役買っています。
<VTR>
高級感あふれる黒い容器にはいった化粧品。
ある植物のイラストが描かれています。
インタビュー
記者リポート「シソのふりかけのようなにおいですけれど、嫌なにおいではないですね」
赤シソを使った化粧品を手がけているのは、福岡県芦屋町の企業「パルセイユ」です。
社長の金井誠一さんは、アトピーで悩んだことをきっかけに、自然由来の原料を使った化粧品作りにこだわっています。
赤シソに目をつけたのは7年前。
いったい、なぜでしょうか。
インタビュー
赤シソは芦屋町の特産で、生産量は年間約24トン、ほとんどが梅干しに使われています。
インタビュー
赤シソは、虫に弱いことから無農薬で作ることが難しく、肌に直接つける化粧品には向かないという課題もありました。
しかし、金井さんは地元農家に無農薬のシソ作りを頼み込みます。
インタビュー
地元の農家とタッグを組み完成した赤シソの化粧品。
主に、殺菌効果などが取り上げられる赤シソについて、金井さんは九州大学と共同で、化粧品としての効能についても研究しています。
インタビュー
開発から6年。
赤シソを使った商品は、美容液やシャンプーなど16種類に増えました。
農家にとっては、「安定需要」と「出荷量の増加」を生み出す効果も。
金井さんは今後も、商品の原料を地元で発掘したいと話します。
インタビュー
まちの特産品を新しい形に。
地元企業の取り組みが、地域の元気を生み出しています。
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