芳醇な煮干しダシと極上麺がせめぎ合う
一度食べればやみつきに! 「麺を食わせる」中華そば
中洲川端商店街の一角、地下一階に『月光軒』はある。創業して一年にも関わらず、既に多くのファンを持つ人気店だ。7時30分から営業するとあり、"朝ラー"を楽しめることでも話題を呼ぶ。メニューは「中華そば(醤油、塩)」のほかに、博多ではまだ珍しい「煮干しそば」や「昆布水つけそば」を用意。いずれもベースは地鶏の首ガラに丸鶏、鶏脂を合わせて炊いた清湯スープを使用。これに小豆島産の醤油やフランス産のブランド塩、千葉産平子煮干しなどの厳選素材を使い、個々の味を完成させてゆく。
こだわりのスープもさることながら、麺の存在感に度肝を抜かれる。モチモチ食感と軽やかな喉ごし、口に広がる小麦の甘み...。一瞬にしてその魅力に引き込まれる麺は、店主の望月さんが毎日製麺する自家製。海外経験を元に小麦の研究を重ね、"主役を飾る麺"を誕生させた。
「煮干しそば」に使う煮干しは千葉産の平子(右)と長崎産の片口背黒(左)の2種。丸ごと煮込んでパンチの効いたダシを引き出す
寸胴で8時間炊き込む珠玉の鶏スープ
国内外から厳選した小麦をその日の気候で配合を調整して製麺。メニューによって茹で時間も変える
【煮干しそば 790円】国産豚肩ロースと国産鶏むね肉を低温調理したチャーシューも美味。下味を効かせたトマトとうずらの卵、シャキシャキの玉ねぎが脇を固める
麺の美味しさを直球で味わえる「昆布水つけそば」(990円)。まずはトッピングの特製ブレンド塩をつけて麺だけを堪能。つけ汁と共に味わった後はレモンやきざみ海苔で味変を楽しんで
店舗情報
店名 | 中華そば 月光軒 |
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住所 | 福岡市博多区上川端町11-1 新川端グレイスマンション地下1階 |
電話番号 | 092-409-2225 |
営業時間 | 7:30~15:00※売り切れ次第終了 |
定休日 | 水曜 |
座席数 | テーブル10席、カウンター7席 |
駐車場 | 近隣のコインパーキングを利用 |
カード | 不可 |
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