それはまさに自転車革命!宮崎県の発明が大好きな浜元陽一郎さん(61)は、市販の自転車をこぎやすくする画期的な装置を8年かけて開発。 自転車に装着して走行するとペダルが不思議と軽くなる足に優しいクランクギアだ。
ギアの名は「エコ自転車チェーリング駆動装置」。 使用すると坂道・平地いずれも通常の自転車よりスピードがあがり、フワフワと背中を押されているような感覚になるという。 こぎ心地を良くする秘密はギアに内蔵された身近な素材「ゴム」。
シンプルながらも画期的な発想でオリジナルのギアを生み出したのだ。 浜元さんは介護用品を販売する会社を経営し、これまで使用者を思いやったアイデアが詰まった自社製品を手掛けてきた。高機能な杖や、杖の滑り止めパッドなどを日常の小さなきっかけからヒントを得て作ってきた。 そのモットーは思い立ったら即行動!自転車のギア作りを始めた理由も日常生活にヒントが。ギアという無骨な金属に魅せられ、デッサンすることから始まった浜元さんのギア作り。 満を持して自分で描いたイメージ図を片手に地元の町工場を訪ね、自転車屋に相談。
実用化を目指して約10台の試作品を作り続けてきた。
現在、ギアは3ヶ国で特許を取得。ついには特許を運用するプロの目にも止まり、実用化に向けた最終調整が始まっている。番組ではアイデアを武器に奮闘する浜元さんのギアに隠されたカラクリの正体に迫る!
取材対象者:『株式会社フリーパワー』 浜元陽一郎
住所:宮崎県 宮崎市吉村町 曽師前甲3172-2 浜元ビル2階
電話: 0985-32-1362
■エコギアの国内販売予定
現在はまだ大規模な販売は行っておりませんが、自分の自転車に取りつけたいという方は浜元さんにご相談下さい
■国内販売価格
エコギアの販売価格は未定ですが、電動アシスト自転車が10万円台であることに対し、将来的には一般的な自転車の本体価格にプラス3000円~5000円程度での実 用化を目指して調整を行っています
ギアの名は「エコ自転車チェーリング駆動装置」。 使用すると坂道・平地いずれも通常の自転車よりスピードがあがり、フワフワと背中を押されているような感覚になるという。 こぎ心地を良くする秘密はギアに内蔵された身近な素材「ゴム」。
シンプルながらも画期的な発想でオリジナルのギアを生み出したのだ。 浜元さんは介護用品を販売する会社を経営し、これまで使用者を思いやったアイデアが詰まった自社製品を手掛けてきた。高機能な杖や、杖の滑り止めパッドなどを日常の小さなきっかけからヒントを得て作ってきた。 そのモットーは思い立ったら即行動!自転車のギア作りを始めた理由も日常生活にヒントが。ギアという無骨な金属に魅せられ、デッサンすることから始まった浜元さんのギア作り。 満を持して自分で描いたイメージ図を片手に地元の町工場を訪ね、自転車屋に相談。
実用化を目指して約10台の試作品を作り続けてきた。
現在、ギアは3ヶ国で特許を取得。ついには特許を運用するプロの目にも止まり、実用化に向けた最終調整が始まっている。番組ではアイデアを武器に奮闘する浜元さんのギアに隠されたカラクリの正体に迫る!
取材対象者:『株式会社フリーパワー』 浜元陽一郎
住所:宮崎県 宮崎市吉村町 曽師前甲3172-2 浜元ビル2階
電話: 0985-32-1362
■エコギアの国内販売予定
現在はまだ大規模な販売は行っておりませんが、自分の自転車に取りつけたいという方は浜元さんにご相談下さい
■国内販売価格
エコギアの販売価格は未定ですが、電動アシスト自転車が10万円台であることに対し、将来的には一般的な自転車の本体価格にプラス3000円~5000円程度での実 用化を目指して調整を行っています
取材後記
私たちが普段何気なく過ごしている日常の中からヒントを得て、楽しみながら発明を続けている浜元陽一郎さんの人生をかけた発明品「エコギア」を今回取材しました。
浜元さんの発明のモットーは「シンプルイズベスト」です。単純なものをいかに単純に作るか、というテーマを持って日々、自分の発明品に向き合っている方です。 今回の「エコギア」は、どの家庭にも1台は必ずある自転車に注目した発明品。自分で乗っているときに「きつい」と思ったことからギア作りが始まったわけですが、「自転車を便利にしたい」という想いを「自転車を便利にする何かを作ろう」に変え、「自転車の部品のうちで一番効果的なのはクランクギアではないか」さらに「ゴムは弾力もあって耐久性もありそうだから何か使えないか…」と、数珠つなぎでいろんな角度からアイデアを膨らませ、点と点で浮かんだキーワードをつないで発明につなげ、巧みなデッサンで描写したギアの絵を中心にいろんな専門家の手を借り、形にしていった発明品だと言います。
こぎやすさという主観的になりそうな発明品の中にも客観性を持たせるため、様々な人たちを巻き込んで「エコギア」を社会の中で役に立つものに育てようとしている、浜元陽一郎さんの一生懸命な姿がとても素敵だなと感じました。 また、撮影の合間に見せて頂いたデッサンノートも素敵でした。浜元さんは絵がとても素晴らしくギアのデッサン以外にもおとぎ話に出てきそうな、ほっこりするイラストをノートにたくさん描いていらっしゃいました。可愛らしいお人柄と類まれなる発想力、浜元さんの世界観に引き込まれてしまいました。
「行動して人に巡り合えば何かが生まれる」と浜元さんはおっしゃっていましたが、「エコギア」という発明品の周りには、本当にたくさんの方々が関わっていらっしゃいました。その皆さんの夢を乗せて、いつか日常的に町を走っている自転車に当たり前のように、ゴムを使ったギア「エコギア」が搭載される日が来るかもしれないと私も感じました。
浜元さんの発明のモットーは「シンプルイズベスト」です。単純なものをいかに単純に作るか、というテーマを持って日々、自分の発明品に向き合っている方です。 今回の「エコギア」は、どの家庭にも1台は必ずある自転車に注目した発明品。自分で乗っているときに「きつい」と思ったことからギア作りが始まったわけですが、「自転車を便利にしたい」という想いを「自転車を便利にする何かを作ろう」に変え、「自転車の部品のうちで一番効果的なのはクランクギアではないか」さらに「ゴムは弾力もあって耐久性もありそうだから何か使えないか…」と、数珠つなぎでいろんな角度からアイデアを膨らませ、点と点で浮かんだキーワードをつないで発明につなげ、巧みなデッサンで描写したギアの絵を中心にいろんな専門家の手を借り、形にしていった発明品だと言います。
こぎやすさという主観的になりそうな発明品の中にも客観性を持たせるため、様々な人たちを巻き込んで「エコギア」を社会の中で役に立つものに育てようとしている、浜元陽一郎さんの一生懸命な姿がとても素敵だなと感じました。 また、撮影の合間に見せて頂いたデッサンノートも素敵でした。浜元さんは絵がとても素晴らしくギアのデッサン以外にもおとぎ話に出てきそうな、ほっこりするイラストをノートにたくさん描いていらっしゃいました。可愛らしいお人柄と類まれなる発想力、浜元さんの世界観に引き込まれてしまいました。
「行動して人に巡り合えば何かが生まれる」と浜元さんはおっしゃっていましたが、「エコギア」という発明品の周りには、本当にたくさんの方々が関わっていらっしゃいました。その皆さんの夢を乗せて、いつか日常的に町を走っている自転車に当たり前のように、ゴムを使ったギア「エコギア」が搭載される日が来るかもしれないと私も感じました。
担当:MRT宮崎放送 堺 玲奈
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