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谷口真由美が語る「国会議員に女性が3割いないとダメ」な理由

谷口真由美が語る「国会議員に女性が3割いないとダメ」な理由

RKBラジオ朝の情報ワイド番組『櫻井浩二インサイト』に今週(12月6日~9日)、TBSテレビ『サンデーモーニング』のコメンテーターとしてもおなじみ、大阪芸術大学客員准教授の谷口真由美さんが出演している。

「選択的夫婦別姓」「同性婚」「憲法改正」といった、谷口さんの専門分野である憲法学やジェンダー論に関わる時事問題をテーマにトークを展開。12月7日(火)の放送では、今年10月の衆議院議員選挙の結果を受けて「女性議員が増えないとどうなるか?」について谷口さんの考えを聞いた。

 

櫻井浩二アナウンサー(以下、櫻井) 今回は、男女の候補者数をできる限り均等にするように政党に求める「政治分野における男女共同参画推進法」が成立して初めて行われた衆議院選挙でした。ところが、当選者に占める女性議員の割合は9.7%。これは前回の衆議選の結果よりも下がっています。

谷口真由美・大阪芸術大学客員准教授(以下、谷口) これは由々しきことだと思っています。日本政府は約20年前から「202030」という政策を進めてきました。これは、2020年までに全ての公職における女性リーダーを30%以上にするものです。

櫻井 民間企業の女性管理職の割合も増やすよう求めていました。

谷口 それが国会議員の1割しか女性がいないとなると、意見が通らないんです。意見が通り出すのって、35%超えてからなんです。

「焼き肉かお寿司か」で意見が割れたとき、あなたはどうする?

谷口 ちょっと想像していただきたいんですけど、櫻井さんがお友達10人と「焼き肉とお寿司、どっちを食べに行こうか」という話になったとき、1人が焼き肉、9人がお寿司だったらどっちに行きます?

櫻井 それはもちろんお寿司ですね。

谷口 では、2人焼き肉、8人お寿司なら?

櫻井 まだお寿司です。

谷口 では、3人焼き肉で、7人がお寿司になったら?

櫻井 ちょっと考え出しますね。

谷口 考え出すでしょう?そういうことなんです。認識されるのは3割超えてからで、そこで「じゃんけんしようか」とか言い出し始めるんですけど、それ(3割未満)までは“いなかったこと”にされるんですよ。で、中には迎合する人が出てくる。

「私、なんだか焼き肉じゃなくて、お寿司の口なってきた~」とか適当なことを言いだして、そっちに合わせられてしまう。いま、こういう状況なんです、国会って。「そりゃ、増やした方がええやん」って話なんです。

日本にもクォーター制の導入を!

櫻井 ヨーロッパの国では導入している「クォーター制」、つまり、女性の議員を一定数確保して割り当てるという、これを日本にも導入した方がいいんじゃないかという声もあります。

谷口 法律で規制するとか、政策で1回やらないと、ずっと1割のままなんです。後継者として女性を育てない限り、割合が固定されていくんですよ。

女性の国会議員って、(女性に参政権が認められた)最初の1945年の選挙のときが最も当選率が高かったんです。それからずっと下がり続けている状況です。女性の意見を代弁できないとか、男女ではいろいろとニーズが違いますからね。

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