SDGs “使用済み紙おむつ”回収しリサイクル~保育園で実証実験 福岡

<リード>
日本で年間200億枚以上も生産される「紙おむつ」は、使用した後は焼却処分されているのが現状です。
その紙おむつを回収してリサイクルしようという取り組みが、福岡市の保育園で行われています。

<VTR>
福岡市西区の内浜保育園に設置された回収ボックス。
家庭で出た使用済みの紙おむつを、園児や保護者が持ち寄って入れています。

●インタビュー

ボックスには、さまざまな工夫も凝らされています。

●記者リポート

さらに、センサーがついていて、回収した紙おむつの量を保育園や回収業者がパソコン上で確認できます。

●インタビュー

一般に、保育園で出る使用済みの紙おむつは、園で処分するか、保護者が持ち帰って家庭ごみに出しますが、内浜保育園ではこれもリサイクルしています。

取り組みを進めるのは、17年前から病院や福祉施設などの使用済み紙おむつをリサイクルしている、福岡市博多区の企業です。
保育園で紙おむつを回収するのは初めてで、先月から今月にかけて、市内4か所で始めた実証実験です。

●インタビュー

紙おむつの原料は、主に上質のパルプです。
回収した使用済みの紙おむつは大牟田市の工場に運ばれ、し尿の汚れを分離してパルプだけを抜き出し、繰り返し殺菌・洗浄します。

こうして生まれ変わったパルプは、建物の外壁などの資材に使われます。
使用済みの紙おむつは水分を多く含み、燃やすと大量の二酸化炭素が発生しますが、この処理方法なら、その削減にもつながります。

●インタビュー

貴重な資源を循環させ、脱炭素にもつながる紙おむつのリサイクル。
回収や処理に費用がかかるため、実施する企業は今後、行政にも協力を求めながら、多くの保育園に広げたいと話しています。

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