おうちで農林漁業体験！？畠中育雛場のオンラインツアーにリポーターが潜入！「にわか卵博士」誕生！？

二十四節気の一つである大寒。一年で最も寒さが厳しい時期とされていますが、この日に生まれたたまごは、昔から「食べると健康に暮らせる」といわれていて「寒たまご」として珍重されていました。
寒い冬にエサをたくさん食べて栄養をたっぷり蓄えたお母さん鶏から産まれた卵は白身がしまっていて美味しい！卵の旬は冬なんだそうです！
また、10年前頃から風水で寒たまごは、金運が上がる！！と言われ始め、すごく人気になったそうです。
そんな貴重な「寒たまご」は、どうやって作られているのでしょうか！？

Zoomをつないでナビゲーターの方と共に、いざツアー開始?

今回のツアーの訪問地は、飯塚市にある「畠中育雛場」。 育雛（いくすう）というのは、卵を産むようになるまでのヒヨコを育てることで、
畠中さんのところでは、育雛から大人になった鶏に卵を産ませるところまでやっています。
販売や加工なども幅広く行っているんだとか。

まずは、育雛場と併設しているたまごん工房へ！
こちらには、採れたての卵や珍しい卵なども販売されていて、卵を使用したスイーツなども大人気！ この日は、日曜日だったということもありスイーツはほぼ完売でした（笑）
週末は午前中のうちに行く方がお目当てのものがGETできそう！

畠中育雛場は、色々な養鶏所とのつながりがあるということだけあって様々な種類の卵が揃っていて、
これだけの種類の卵を取り扱っているのは、国内でもかなり珍しいそう… そしてお次は、たまごご飯カフェ なんと！３９０円で卵とご飯が食べ放題！！！！
新鮮な卵がこのお値段で、しかも食べ放題だなんて…ぜひ食べに行きたいものです！

施設内の紹介をしてもらった後は、育雛場ではどのように育てられてどうやって卵が出来上がっていくのか生産者の畠中さんが事前に撮影したものを見せてもらいました。 到着したばかりのヒヨコちゃんたちと、卵を産むお母さん鶏たち。
このフカフカ状態のヒヨコは２～３日だけの可愛らしさなんですって！

パック詰めまでの工程なども見せてもらいました。 卵たちがコロコロ転がってサイズごとに振り分けられ、パック詰めされます。 畠中さんの育雛場では、１日に約６万５千個もの卵が産まれるそうです！
こちらは、卵を産むお母さん鶏になる前の鶏の採血をしている様子。 ワクチンを接種した鶏たちの抗体価が上がっているのかどうかを確認しているそうです。

実は獣医でもある畠中さん。特技が採血で、趣味は献血。畠中さんのご主人も息子さんも獣医…というプライベートな情報大放出。みんなおどろきで、画面上の参加者に一体感が出てきました（笑）

卵にまつわるクイズをはさみながら、卵の雑学なども教えてもらい、ツアーも終盤へ。
ここからは、卵を使った調理体験スタート?
参加者の皆さんと一緒に、寒い冬にピッタリな「卵酒」を作りました。 作るときのポイントを詳しく教えてもらいながら作れたので、いい感じに出来上がりました！
参加者の皆さんと一緒に乾杯?この時季だからこそ、たくさんの人との乾杯が身に沁みます。
出来上がった卵酒はやわらかい甘みが広がって、体もぽかぽかに温めてくれました。

最後は、卵酒を堪能しながら生産者の畠中さんとの交流会

卵トークも盛り上がり、卵の奥深さを知ることが出来ました！

生産者のお話を直接聞くことで、卵に関する知識をたくさん学ぶことができ、なかなか見ることが出来ない育雛場の様子も見られて有意義な時間を過ごせました！また、ツアー中は双方向でのやりとりが多く取り入れられていたというのも良かったです。参加者の皆さんが自分とは違った視点の質問をしたりしていて新しい発見だらけだったので、これもオンラインの醍醐味だなぁと感じました。

日々美味しい卵が食べられているのは、丹精込めて卵作りをしていらっしゃる生産者のみなさんのおかげなんだなぁと。私たちが普段何気なく食べている卵。
今回のツアーをきっかけに卵の選び方や食べ方、味わい方も変わりそうです。
★次回ふくおか農林漁業体験オンラインツアー開催情報★ タイトル：第１０回ふくおか農林漁業体験オンラインツアー「一流料亭の食膳を彩る名品！合馬のたけのこの生産地体験」
ツアー実施日時：２０２２年３月１２日１４時～
参加方法：Zoom
参加応募期間：令和４年１月２６日～令和４年２月９日
参加応募先：https://f-ouen.com/news/detail/index.php?uid=547