感謝の気持ちを伝える相手は、お父さんやお母さん、友だちなどの「人」から、ランドセルのような「物」までさまざま。
こどもたちの感動的な「ありがとう」に涙、ユニークな「ありがとう」には思わず笑いがあふれること間違いありません。
作品は福岡県内各地の小中学校から募集しています。
新型コロナウイルスの影響でこどもたちの生活も一変し、こどもの心身にも大きな影響を与えたはずです。
32回目を迎えた「ありがとう」は、子どもたちが日常とは大きく異なるコロナ禍で感じた「ありがとう」も紹介していきます。
応募作品はRKBラジオ「Toi toi toi」(月曜~木曜)・「Weekend Live あんたっちゃぶる」(金曜)の番組内とこちらのホームページで毎週ご紹介していきます。
また、応募作品の中から、10作品を「個人賞」として選び、番組内とホームページで発表します。
私は小学生になってお父さんに国語辞典を買ってもらいました。
私はどうやって国語辞典を発明したのかが気になります。
「あ」から「ん」までの言葉がのっていたり、私がしっている言葉やしらない言葉がのっていたりします。
国語辞典を考えてくれた人、作ってくれた人、ありがとうございます。
私の弟、心晴は生まれて三時間後に息を引きとりました。
心晴、お姉ちゃんがつらい時、背中を押してくれてありがとう。
心晴が生まれた七月七日はとてもきれいな満月だったのに、なぜか毎年天気が悪いの。
泣いてるの?
心晴はお姉ちゃんの心の中で生きているから天国から笑顔で見守っていてね。
大好きだよ。
「おとうと」へ、俺よりも、体は細いし、力がないのに俺のまねして野球部に入って、とてもじゃないが心配でたまらない。
つかれてすぐ寝るのに、勉強ついていけるのかと、両親も俺も心配している。
それでも、お前は、がんばっている。
その姿を見ると、俺も負けじとがんばれるよ。
本当にありがとう。
わたしは、おはなをみるのがすきです。
おはなはまいにちせいちょうしています。
それをみるとげんきになります。
わたしがいやなきもちのときにちかくにいくと「だいじょうぶ。」「げんきだして。」といってくれます。
おはなは、やさしいです。
おはなさんありがとう。
お母さん、いつもありがとう。
私が生徒会長に決まった時、電話越しに、私よりも喜んでいたこと。
その日の帰り、「ケーキ屋さんが閉まってた。」と急にテンション下げて帰ってきたこと。
本当に大切にされている事に気がついたあの日。
今でも絶対に忘れる事はない。私の大好きなお母さん。
これからもよろしくね。
「ガッ!!」
ぼくは頭をぶつけた。
みるみるうちにはれあがり、いたくてないた。
ふと見ると、おふろの入り口のレールがまがっていた。
ということは、ぼくの石頭の方が強いということになる。
もし、ぼくの頭がふにゃふにゃだったら、ちまみれだったかも・・・。
ぼくの石頭、まもってくれてありがとう。
ちいさいころから、だいじにしている、ふとんがあります。
そのふとんは、いまでもだいすきです。
なんびゃっかいも、せんたくされたふとんは、ぼくにとってはきれいです。
でも、あたらしいふとんにかえたらときかれます。
ずっといっしょにすごしてきたから、これからもたいせつにしたい。
ありがとう。
ばあばあ今までありがとう。
ばあばあが亡くなったと言われても信じれなかったよ。
寝てるとこ見たら涙がとまらなかった。
昔いとこと落とし穴を作って落しちゃって怒られたのをおぼえています。
でも怒っていても笑っていても楽しそうなばあばあはどれも「まるごと大好き」だよ。
私のこと見まもっててね。
おばあちゃんへ週一回にお家に来てあそんでくれてありがとう。
おばあちゃんがいると、なんだか安心します。
あの時、一しょによりそってくれてありがとう。
一しょにおりょう理した時もあったよね。
楽しかったです。
ありがとう。
おばあちゃんとは、楽しい思い出でいっぱいであふれそうです。
本当にありがとう。
ぼくが、小学2年生の時に妹が産まれた。
それまで一人っ子だったぼくは、ずっと兄弟がほしいと思っていました。
家族で外へ出かけると、いつもお兄ちゃんと一緒に行くと言ってぼくについて来る。
自分が頼られているようで、とても嬉しいです。
これからも兄妹仲良くしていこうね。
大すきなお母さん、今、どこにいますか?
もう、天国に着いたかな?
もっともっとお話をしたかったよ。
しかられる事もあったけど、いつもぼくの事を愛してくれたことは忘れないよ。
今からは、ぼくが、弟の事を見るから安心してね。
ありがとうお母さん
父の手術をしてくれたお医者さん、こまめに様子を見てくれた看護師の方々、ありがとうございます。
今はのんきに暮らしている父ですが、あなた方が居なければ父は今ここに居ません。
コロナが流行している今、とても大変だと思います。できることがなく残念ですが感謝を忘れずいきたいです。
僕は、小学校から悪ふざけが好きだった良くない小学生でした。
しかし、こんな自分を良くしてくれようとした先生がいました。
怒ったり、ほめてくれたりしてくれて、少しずつ変わることができました。
今では、悪ふざけが減り、おちついた中学生になりました。
なので、小学生のときの先生、ありがとう。
ぼくは、本にありがとうをつたえたいです。
なぜなら、本はぼくに分からない事のヒントをくれます。
そして、世界の事を知る事ができます。
たとえばアテネではオリーブ油とワインがさかんです。
本を読む
とりょ行した気分になります。
本を読むとぼくと世界がつながる気分になります。
ありがとう。
夏休みになって、家で過ごす時間が多くなりました。
平日学校に行っているときは気付けなかったけど、家ではいつも、お母さんが家族のために働いている姿がありました。
夏休みが終われば、その姿を見ることは少なくなります。
ですが、この実感は意識として残るでしょう。
お母さん、いつもありがとう。
「心に太陽を持て」という詩には、こんな言葉がある。
「勇気を失うな。くちびるに歌を持て。心に太陽を持て。」遠い昔に生きた人も、歌に力をもらっていたことがわかる。
僕は音楽が大好きだ。
重低音のリズム。
重ねるハーモニー。
スカットするメロディー。
僕の心を元気づけ、豊かにしてくれてありがとう。
私は夏休み、ある動画に出会いました。
それはコロナ病棟で働く医療従事者の方のインタビュー動画でした。
コロナ病棟に行かないという選択もある中、行かない方が後悔すると思ったそうです。
その言葉が心に残りました。
毎日コロナと向き合ってくれている医療従事者方々、本当にありがとうございます。
僕のまくらは、よく合います。
かたさも高さもちょうどよく自分の愛すべきまくらと言えるでしょう。
今の人生において心の支えとなり、いつも部屋で待ってくれています。
きっとまくらがいるだけで辛くないとも言えます。
まだ出会って何ヶ月ですが本当に感謝しています。
これからもどうぞよろしく。
小さいころ、ぼくはずっと泣いていた。
そんな時なぐさめてくれるおじいちゃんの口ぐせは「男は泣くな」だった。
大きくなっても泣いていた。
でも小さな声で、ぼくの心は、「分からない、無理」だけだった。
その時久しぶりになつかしい声が心を明るくした。
その声は「男は泣くな」と言った。
ありがとう。
世界中の様々な建物、ありがとう。
今は人が近寄らない建造物も、植物と一緒になって、不気味でありながらも美しい姿を魅せてくれている。
そんな風景をみていると、物語の世界に入ってしまったようでとてもわくわくする。
私が世界の国々に興味をもつきっかけをつくって、楽しませてくれてありがとう。
大好きなじいじへ
会えなくなって四年たつけど、ぼくはじいじのことをよくおぼえているよ。
じいじのかじゅ園に行った時、手おし車にぼくをのせてみかん山の上までつれていってくれたよね。
いつもよごれた作業着だったけどじいじのぶどうはとてもおいしかったよ。
いつも見守ってくれてありがとう。
櫂生君。
エジプトに行っても僕と仲良くしてくれてありがとう。
君のお陰で、エジプトの挨拶の仕方や、生活を知ることが出来たよ。
外国に手紙を出したのも初めてで、君の話を聞いていると、自分もエジプトにいるかのようで、僕の世界も広がったよ。
これからもたくさんいろんな話を聞かせてね。
ぼくには、7才年下の妹がいます。
妹が生まれて、ぼくはお兄ちゃんになりました。
妹をだっこすると、ふわふわでいやされます。小さな手は、ぷくぷくしてかわいいです。
「にいに。」とよぶ声が大すきです。
ぼくは妹に感しゃじょうをおくりたいです。
ぼくの妹に生まれてきてくれてありがとう。
私が感謝したい物は、祖父母の家の梅の木です。
花が咲く時期には鳥が飛んできてかわいく鳴いています。
梅ちぎりで木に登るときはわくわくするし、とれた梅で作る梅干しや梅シロップはおいしいです。
私は家族を笑顔にしてくれる梅の木が大好きです。ありがとう。
9さいの誕生日に、ねったい魚をかってもらいました。
2ヶ月もすると、葉の中に赤い小さな生き物。
なんだろうと思って見てみると、赤ちゃんです。
さいしょはずっと水草にかくれていたけれど、なれたら出てくるようになった。
これからエサをあげることや大きくなっていくのを見るのが楽しみです。
僕はありがとうを言いたいのは、数です。
数がなければ、今の時間も分からないし、ものの値段を表すこともできません。
また、数はとても美しい世界を見せてくれます。
例えば、「オイラーの等式」です。
これが成り立つと分かったときは、感動しました。
数よ、ありがとう。
僕が感謝したいのは、「涙そうそう」という歌です。
夏川りみさんの「涙そうそう」は僕の一番のお気に入りの曲です。
この曲は僕をなぐさめたりはげましてくれます。
特に「晴れわたる日も雨の日も」という歌詞が大好きで歌声のやさしさが夏の日にもぴったりだと思います。
歌が終わると感謝の気持ちがわいてきます。
ぼくが感謝したいのは「虫」です。
虫はぼくといっしょにあそんでくれます。
くさむらにかくれたりします。学校のはたけや中にわにたくさん虫がいます。
バッタやかまきり、ときどきとかげもつかまえます。
ぼくは虫とあそんでいるとおもしろい気もちになります。
いつも、いっしょにあそんでくれてありがとう。
おひさまにありがとう。
いつもせかいをてらしてくれてありがとう。
いまもかがやいている。
あさがおやしょくぶつをそだててくれて、ありがとう。
やさいやトマトをいっぱいたべてぼくたちは、おおきくなれる。
おてんきだったらおともだちとそとでいっぱいあそべる。
だからぼくはおひさまにかんしゃしている。
ごはん、のこすようになったけど、よくがんばったね。
おくすり、よくがんばったね。
きらいなびょういんで、おちゅうしゃもよくがんばったね。
でももういたくないよね?
ねこのてんごくについたかな?
もうあえなくなったけど、いつまでもだいすきだよ。
ありがとう、ゆうくん。
いっぱいいっぱいありがとう。
ぼくは、くろいくるまとおわかれをしました。
かぞくは、あたらしいしろいくるまがきてよろこんでいたけど、ぼくはくろいくるまとおわかれをしたくなかったし、まだのりたかったです。
ぼくがうまれたときからいろいろなところにつれていってくれてありがとう。
ぼくはくろいくるまをわすれません。
家に帰って
「お母さん、産んでくれてありがとう。」と自分でも少し恥ずかしい言葉を言った。
僕の予想だと、「急に何言ってんの。」と返されると思ったが、「こちらこそ、生まれてきてくれてありがとう。」と返され、僕はもっと恥ずかしくなった。
こんな日常は有難いなと思った。
かみさまへ
いつも、わたしたちにたべものをあたえてくれて、ありがとう。
でも、ちがうせかいには、たべものをたべられていない人がいます。
なので、べつのせかいの人たちにも、たべものや、のみものをあたえてください。
いつもありがとう。おねがいします。
そしたら、みんな、しあわせです。
私の弟、心晴は生まれて三時間後に息を引きとりました。
心晴、お姉ちゃんがつらい時、背中を押してくれてありがとう。
心晴が生まれた七月七日はとてもきれいな満月だったのに、なぜか毎年天気が悪いの。
泣いてるの?
心晴はお姉ちゃんの心の中で生きているから天国から笑顔で見守っていてね。
大好きだよ。
今、内野小学校のげんかんには、きれいな七夕かざりがあります。
これは、毎年ぼくのおじいちゃんがとってきてくれるささ竹です。
ぼくはたんざくに「けいさつかんになれますように。」と書いてかざりました。
ねがいがかなったら、おじいちゃんやみんなをまもります。
おじいちゃん、まっててね。
私は、吃音症という障害を持っている。
会話や発表で吃る事があるが、それでも話を聞いてくれるみんながいて私は気が楽になる。
私を理解してくれる人のように私も人を理解できる人でありたい。
私は、この障害を通して様々な感情に出会うだろう。
だから私はこの障害に感謝したい。
僕の母の出身地には「のさり」という言葉がある。
良いこともそうでないことも、自分の今ある全ての境遇は、天からの授かりものとして否定せずに受け入れるという言葉だ。
コロナ禍、楽しみにしていた行事や部活ができない。
雨も続き被害も多いので、僕は当たり前にすごしてきた毎日にこれからは感謝したい。
「僕のヒーロー」ありがとう。
中学一年生の春。
いじめられている僕を助けてくれてありがとう。
けど、君がいじめられているとき、僕は動けなかった。
あの時動けなかったのが悔しかったので、僕は君より強くなることを決めた。
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