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このたび継承者になりまして。高校3年生の挑戦

熊本県の人吉球磨地方で500年以上の歴史をもつ「球磨神楽」。国指定無形民俗文化財にも指定されているが、舞い手の高齢化が進み、この地域の神楽も他と同様に継承が不安視されている。そんな中、「獅子」という演目で、2022年秋に25年ぶりの世代交代が行われることになった。“継承者”に抜擢されたのは、地元の高校3年生・濵田勝己くん(18)だ。

は濵田くんはいろいろ悩みを抱えている少年。学校も休みがちで、中学生の頃から両親との関係がうまくいかなくなり、自室に引きこもることが増えていた。悩んだ父は、仕事で関係のあった青井阿蘇神社(人吉市)に相談。そこで神社から「球磨神楽保存会の練習に参加させてみたら」と提案されたことをきっかけに、神楽の世界に入る。

々な年代の保存会の人たちと出会い、関わっていく中で、少しずつ落ち着きをみせる濵田くん。そして、ひょんなことから、25年間一人で獅子を務めていた50代の男性から、そのバトンを受け継ぐことになったのだ。「自分で良かったのか」そう、ためらいながらも、「周りの人たちにやり遂げる姿をみせたい」と彼なりに奮闘する。その日々を見つめた。

(制作:RKK熊本放送 /藤本 聖子)

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