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伝えたい ながのばあちゃんの知恵

福岡県飯塚市内野。江戸時代、長崎街道の宿場町だった面影が今も残る町。内野で生まれ育ったながのばあちゃんこと長野路代(ながのみちよ)さん。なんと御歳92歳。
ながのばあちゃんは地域の郷土料理を広めたいと活動する傍ら、畑や地元で採れる農産物を使った加工品の商品開発に取り組んでいる。
60歳で起業し、「野々美会」を設立。「食で町おこし」をと畑で栽培した唐辛子で作る、赤こうじや柚子ドレッシングなど加工品を作り続けて30年以上。
地元飯塚のブランド食品にも認定されている。
春・夏・秋・冬 季節の旬の野菜を使った料理教室や講習会も行っている。
伝えるのは自分が幼いころから慣れ親しんできた味。
寒い冬を越し、桜の花が咲く頃、高菜漬けの季節がやってくる。
ながのばあちゃんのもとには、昔ながらの高菜の栽培から加工までを学ぼうと地域の人や農業研修生たちもやってくる。
また子供たちも一緒に参加できる芋掘りや竹の子掘りなど様々な季節のイベントも開催。
親子でできる簡単な料理を教えたりもしている。
昔の知恵や日本の伝統を伝えたい。ながのばあちゃんの夢とは・・・
 

(制作:RKB毎日放送/井上 八月)

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