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財津和夫、僕よりも泣き虫は小田和正だと断言する

ラジオ

TULIP・財津和夫が、時には泣き虫な自分を恥じながら話す『グランドメゾン プレゼンツ 財津和夫 虹の向こう側』。今回は、中野サンプラザでの解散コンサートの時も泣いてしまった事を白状する。

ファンからは「泣き虫和夫ちゃん」と言われることも

50年の歴史に幕を下ろし、今年7月に建て替えのため閉館される東京の中野サンプラザの思い出を教えて欲しい、というリスナーのお便りから、財津の思い出話へ。

「(コンサートを)よくやりましたね、中野サンプラザ」
「東京へ出て行って初めてのライブは渋谷のジャンジャンでした。30人ちょっとぐらいしか入らない地下の小劇場を兼ねたようなところで、その時の客は6人ぐらい。全員当時の事務所(シンコーミュージック)の人間でした。それを思えば中野サンプラザはすごくたくさんの人が入ってたような気がしますね。当時は大きなホールのひとつだったんですよ(現在公称2,222席)」
リスナーのお便りにもあった、1989年のTULIPファイナル(解散)ツアーは全国で開催され、中野サンプラザでは4日間連続で行われたらしい。
「意図して(自分から望んで)ではないが、最近、その時の映像を見る機会があるんです。(財津本人が)泣いてるシーンが多いんですよ。解散コンサートだから、やっぱり泣いちゃったんですね。とめどなく私が泣いている。最低ですね」
(武田アナ)「え、どうしてですか」
「もうちょっと男らしくなりたいよ。だって、何度も泣くとその価値が・・・希少であるからいいわけでしょ、毎回泣いていると『また泣いてる。よっぽど水分余ってるんだな』って。ファンの方からのお手紙で『泣き虫和夫ちゃん』とか書かれたりすることがあるんです」
「僕よりも泣き虫は小田和正さんだと思います。あの人も水分過多みたいですね」
(武田アナ)「中野サンプラザの思い出は何かありますか」
「解散しようと決めたあの頃はつらかったんです。バンドが分裂しての解散ですから。今、また一緒になって(演奏活動を)やっているというのはありがたい話ですけど・・・あの時の涙は感激で泣いてるというよりも、悲しかったなぁ。バラバラになって解散なんだ、と、そういう思い出かな。(わざとらしく)早く解体してください!」

今日の一曲は、財津和夫「Straight Way」。1998年(平成10年)に発売された財津和夫通算8枚目のソロアルバム「ONE WORD」に収録されている。
次回の放送5月21日も、通常通り18時15分(午後6時15分)からの予定ですが、野球中継が延びた場合は放送時間が変わる(繰り下がる)場合があります。
財津和夫が大好きな漫才・お笑いに関する話をお届けします。

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