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福岡を席捲する赤いシェアサイクル「チャリチャリ」  話題に乗り遅れることなかれ!チャリチャリマスターへの道!

今や福岡の街中で見かけない日は無いほど福岡市民に利用されているチャリチャリは2018年、全国に先駆け福岡市でスタートした。以来5年で急成長を遂げ加入者は右肩あがりで累計アカウント数63万を突破!
1日の使用回数は多い時で延べ22,000回にも達するそこには、コンパクトシティ福岡ならではの利点と手軽に利用出来る秘密があった。

誰でも簡単に利用出来るチャリチャリ

チャリチャリを使うには専用アプリをダウンロード。クレジットカードがあれば誰でも簡単に加入出来る。ポートと呼ばれる専用駐輪場で自転車を借りて目的地近くのポートに返却するシステム。アプリには現在福岡市内に600カ所以上あるポートの場所と自転車の台数が表示される。
料金は2種類で、ベーシックタイプは1分間6円、電動アシストは15円の安価な料金設定台数も増え福岡市内だけでおよそ3000台が常備されている。

チャリチャリ愛溢れる精鋭部隊が運営

チャリチャリを運営するのは福岡市内に本社のある会社「ニュート」全社員30名ほどの少数精鋭で管理運営している。
スタッフの中には、トラックで時間帯によって台数にかたよりが出るポートを回り自転車を回収、空っぽになったポートに回収した自転車を補充する人やユーザーから届く情報を元にポートを巡回、自転車の整備を行う人など様々な役割のスタッフがいる。皆がチャリチャリ愛に溢れている。

福岡で急成長を続けている理由とは?

チャリチャリを運営する家本(いえもと)社長は福岡の街からスタートした理由の一つとし2,3キロの間隔で主要施設があるコンパクトシティであることを挙げバスや電車の間を埋める「第3の輸送手段」となる可能性に言及。
市内600カ所以上あるポートのほとんどが先方からの問い合わせで成立。
敷地のデッドスペースやコンビニ、商業施設のように来客を見込んだ企業、利便性向上のために設置したホテルなど、ウインウインな関係だという。
更にポートの3割近くをしめているのがマンションで放置自転車の減少などにも効果が出ているという。

新たなプロジェクトで広がる未来

チャリチャリを運営する「ニュート」は4月25日に、LINE福岡と提携する新プロジェクトを発表した。チャリチャリポートのリクエストをユーザーから直接募集することでポート数も増え、今後さらに使いやすくなるという。
福岡県内のあらゆる地域で赤い自転車が見られる日も、近い!?

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