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財津和夫、TULIP50周年記念ツアー《追加公演》を公表する

TULIP・財津和夫が、ときにはコンサートの裏話をする『グランドメゾン プレゼンツ 財津和夫 虹の向こう側』。今回は、コンサート中のトークについての、もう一つの目的をこっそりとお話しします。そして、50周年記念ツアー追加公演の嬉しいお知らせもあります。

コンサート中のトークには隠された別の目的がある

TULIP50周年記念ツアーも足掛け2年目。7月7日は、当地福岡での3回目の開催となりました。当日はTULIPリードギターの安部俊幸氏の命日。彼が愛用していたギブソンの紅いギターや生前の写真が舞台に登場し、会場全員で彼を偲びました。

さて、ツアーコンサート中のトークについて、財津は事前に内容を考えているのか。それはどんな事なのか、を武田アナウンサーが番組内で直撃インタビューしました。
「そうですね、このMC(司会進行)の時にはこういう話をしようという事は、大まかには考えています」
「どこの会場でも、こんなことを話そうという事は事前には決めています。毎回決めるというよりは、リハーサルの時には(大体の流れを)決めていって・・・最初の頃は何も考えていなかったけど、やっていくうちに『こういう話はここでした方が良いかな』とかに気がついて(おおよそ)固まっていくんですけど。でも、細かい話ではないです(概要です)よ。ここでは昔を振り返った話を、ここでは姫野君の話を、という感じで」
「話が長いなぁ、と客席で思っている人がいるかもしれません。この曲の前では財津の話が長いなぁ、と客席の人も(舞台の上の)メンバーも思っているかもしれません。でも、それには訳があるんです」
え、それは何ですか、と武田アナも興味津々。
「舞台の転換をしなきゃいけないんです。楽器をあっちに、マイクをこっちに、スタッフが暗転の中で動いているんです。それが3分かかる。3分話すって大変じゃないですか」
3分って、ファンにとってはあっという間ですよ、と武田アナが切り返すと、
「いやいや、そういう話じゃなくて(苦笑)。でも、僕は好きで喋ってるわけじゃないんです。3分間は最低死守しなきゃいけないから」
ではプレッシャーも感じながら、時計と睨めっこしながらですね、と武田アナに言われてうなずく財津。
「(とはいえ)だいたい喋り始めるとダラダラと・・・あっという間に5分6分喋ってしまう方ですから。でも、僕が言いたいのは、メンバーが『財津、話が長いなぁ。さっさと次の曲を紹介すればよいのに』と思っているんじゃないかと。でも、ここは最低でも3分喋らなきゃいけないっていうちゃんとした段取りがあって」
ここからは、財津が少し声を大きく、わざと荒げた感じで「このラジオ聞いてます? (TULIP)メンバーの皆さん。初めて言うけど、そういう事なんだよ!」
・・・本当に少し怒っているようにも聞こえましたが、リハーサルでみんな知っていてもおかしくない話とは思いつつ・・・ひょっとしたら他のメンバーがいつまで経っても理由を覚えてくれないから、いつも『初めて』なのかもしれませんね。

今日の一曲は、TULIP「神様に感謝をしなければ」。1979年(昭和54年)に発売されたTULIPのアルバム「Someday Somewhere」に収録されている。作詞は安部俊幸、作曲は姫野達也、ボーカルも姫野の曲。

※福岡地区の天候の悪化に伴い、気象情報の緊急挿入があったため、曲の大部分が飛んでしまいました。この場で、お断りとお詫びを申し上げます。

TULIP50周年記念ツアー追加公演を番組内で公表!

今回のエンディングでは「50周年記念ツアーのFINAL(7月15日:福岡サンパレス)が近づいてきましたが、チケットが手に入らなかったので是非追加公演を切望している」というお便りを紹介しました。
「(お話しする)いいきっかけを頂いたんですけど、実は追加公演をやろう、という事になりました、ありがとうございます。もう、やれるうちにやっておかないとね」
では7月15日の福岡が千秋楽ではないという事ですか、と武田アナに尋ねられると
「そういう事になりますね。まだ観てない方もいらっしゃると思うんですよね。そういう方は是非追加公演で観に来てくだされば、と思います」
「秋から始まって、来年の5月ぐらいまでの予定です。長いですけど、最後までやれるように頑張ります」
題して『アンコール公演』は、10月から来年5月まで全25公演が予定されているそうです。
次回の放送7月16日も、通常通り18時15分(午後6時15分)からの予定ですが、野球中継が延びた場合は放送時間が変わる(繰り下がる)場合があります。
涙なしでは聞けない(?) 涙の話をします。

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