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気象予報士・龍山さん解説 熱中症と警報級の大雨 ダブルリスク 北部九州の天気 

連日の大雨に警戒が続く九州北部。6日は久しぶりに貴重な晴れ間が出そうですが気温があがり熱中症リスクがあります。週末からは再び雨の降り方に警戒が必要で、変わりやすい梅雨末期のお天気を、RKBの気象予報士・龍山さんが解説します。

梅雨前線に伴う雨雲は、5日少しづつ南下していく見込みです。雨はやんできますが、土砂災害には引き続き厳重な警戒が必要です。6月29日からの雨量をみると、福岡県内では、500ミリを超えているところがあります。6月または7月は1か月間に降る雨の量が約250ミリなので、この1週間にその2倍以上の雨が降ったことになります。6日は前線が九州の南まで下がりいったん雨はやんで晴れ間が出る見込みです。梅雨の晴れ間ですが気温があがるので熱中症に注意が必要です。福岡県内各地30度以上の予想が出ています。そして7日になると再び梅雨前線が北上、土曜日には九州の北まで上がる予想です。この前線が9日(日)10日(月)には九州に南下してくる見込み。週末にまた大荒れの恐れがあるのです。週末を中心に長雨となりそうです。大雨警報が出る可能性は、8日(土)と9日(日)に高くなっています。80%の可能性の確率で大雨警報が出る可能性があるということです。警報級の雨が降る可能性が高いということになります。すでに地盤が緩んでいるところがあるので土砂災害などに厳重な警戒をしてください。

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