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「川は思ったより危険だった」 夏休み中の子どもたちに「水辺の安全講座」 福岡

水の事故が相次いでいます。福岡県北九州市では、夏休み中の子どもたちを対象に「川の危険性」や「水辺で安全に遊ぶ方法」を学ぶ講座が開かれました。

夏休み中の子どもに「水辺の安全講座」

北九州市小倉北区の今町小学校で開かれた「水辺の安全講座」 夏休み中の小学生と中学生23人が参加しました。
子供たちは、ライフジャケットを着用してカヌーに乗り込み、指導を受けながら川遊びを楽しみました。
ライフジャケットの着心地を聞くと、「ちょっと邪魔」「きつい」「暑いけれど命を守るため」と様々。

 

参加した子ども「川遊びはたのしかったです!」「転覆したらパドルだけ持ってあおむけに浮く!」

「浮いて待ちロープにつかまって救助」までを体験

楽しい川遊びですが、自然の川には、命を落とす危険も潜んでいます。7月21日には、福岡県宮若市の川で小学6年生の女子児童3人が溺れて死亡する事故が起きました。

 

子どもたちは、川で溺れたことを想定し、ライフジャケットを使って「浮いて待つ」ことを体験しました。その後、投げ込まれたロープにつかまり、救助されるまでの手順も確認しました。

「川は思ったより危険だった」

参加した子ども「川って思ったより危険だった、今度川に行く時にはちゃんとルールを守れるようにしたい」
参加した子ども「川で遊ぶときは大人と一緒に遊びます」
保護者「やっぱり子供は水が好きですからね、どうしても楽しませて遊ばせたいなと思いますけど、もしもの時のためにこういう経験が自分の命を守ることにつながればいいなと思って参加させました」

講座を主催した「西日本環境ネットワーク」 村橋詩園代表
「ライフジャケットがあれば命が助かるわけですから。特に、『浮いて待て』ですね。何かあった時に浮いて待てということをきょう一日言い続けました」

 

指導員「『浮いて待て』はは覚えられましたか?」
子供たち「はい」
指導員「いざとなったら?」
子供たち「浮いて待て」
 

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