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航空機が“墜落”したら空港職員はどのように対応する?「少しでも被害おさえる」ために

航空機の墜落事故を想定した訓練が28日、福岡空港で実施されました。多くのけが人に対応するため処置の優先順位を決めるトリアージ訓練も行われています。

エンジントラブルの航空機が“墜落”想定

福岡空港で行われた「航空機事故対処訓練」には消防や自衛隊、医療機関など約20機関から150人あまりが参加しました。訓練は、エンジントラブルを起こした航空機が滑走路に墜落し、多くの死傷者が出たという想定で実施され、負傷者の処置の優先順位を決めるトリアージの訓練も行われました。

万一に備え…救助や消火活動を「迅速化」

医療従事者らは、乗客に見立てた人形にケガの状況を把握してタグをつけ応急処置をする順番や手順などを明確にしていました。

福岡空港五十嵐健樹執行役員「航空機事故というのは決してあってはならないものですが、万が一には少しでも被害を抑える訓練を日々重ねております。安心してご利用いただけたらと思います」

この訓練は、航空機事故が発生した時に各機関が連携して救助活動や消火活動を迅速に行うために毎年実施しているものです。

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