昭和前期に活躍した小説家・林芙美子の短編小説。
あらすじ） 特段の苦労もなく娘盛りになった絹子。見合いをした相手は戦争で片方の視力を失って戻ってきた信一。
どこか影があるものの、思いやり深い夫と穏やかな新婚生活が始まりました。ところが夫はある日「かつて結婚していたこと」を絹子に告白、しかも当時の妻は男と出奔し、信一が娘を一人で育てていたことがわかりました。動揺する絹子でしたが、「ある出来事」をきっかけに信一と結婚生活を続けることを決意しました。
戦時下にある若い男女のたくましい生き様を朗読しました。
9月9日、9月16日、9月23日放送 担当：下田文代
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