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昭和の面影残す老舗「中洲大洋映画劇場」が2024年3月で営業終了、建物の老朽化で取り壊しへ

中洲大洋映画劇場(福岡市博多区)は1日、来年3月末をもって劇場の営業を終え、建物を取り壊すと発表した。建物の老朽化が原因。再開については「現時点で未定」とした上で、「再開の可否を検討して参りたい」とコメントしている。

同劇場のホームページによると、大洋映画劇場は戦後、アメリカ映画メジャー9社を擁する映画協会・セントラルの日本第一号契約店として1946(昭和21)年創業。ディズニー・プロのロイ・ディズニー氏(ウォルト・ディズニー氏の長兄)も訪問したという。「E.T.」や「ボディーガード」などの往年のヒット作が封切られた際は通りに長蛇の列ができた。福岡市の老舗映画館として現在も親しまれ、4つのスクリーンを備えている。
 

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