2026年第6回
制作: RKB毎日放送
ディレクター:松村かれん
重機が建物を崩していく轟音。街が新しくなるその裏で、誰かの大切な「居場所」が消えていく。福岡市にある立ち飲み処「ひろ」は、ボートレース場のお客や県外のファン、誰もが笑顔になれる「みんなのホーム」だった。しかし、再開発という、抗えない大きな波が店を襲う。
2026年1月8日、閉店を惜しむ常連たちの万歳三唱に包まれながら、大将と女将の明美さん、そして娘たちは涙の閉店を迎えた。数ヶ月後、賑やかな笑い声もカウンターも消え去り、そこにはただ静かな更地が広がっていた。ぽっかりと空いた心の穴。しかし、「ひろ」の魂は消えていなかった。
東京の高円寺でそのスタイルを受け継ぐ立ち飲み屋。そして、福岡市内のサウナ店で若い世代に囲まれながら酒を注ぎ続ける名物の「自販機」。かつて一緒に涙を流した常連客、そして第二の人生を歩み始めた自販機との再会を果たした明美さんの顔に、あの頃の輝かしい笑顔が戻る。
形を変えていく都市の中で、人々の記憶と絆の中に生き続ける「みんなのホーム」の温もりを描く。
今回の放送日時
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