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草をつむぎ ひとをつなぐ

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大分県国東市で活動する工芸作家・岩切千佳さん(46)。宮崎県出身の岩切さんは美術を学ぶため大分県内の大学に進学。卒業後、国東市内にある一般企業に就職し、工芸とは無縁の生活を送っていた。
ある日の作業中、左手に大けがを負ってしまい、リハビリとして始めたのが、七島いを使った工芸品作りだった。七島いとはカヤツリグサ科の植物。強く耐久性があるため、畳表として使用されることが多い。
しかし、栽培や製織の機械化が進まず農作業が過酷になることを理由に、近年は生産者が減少。現在は、国東市の数軒の農家だけが栽培する貴重な植物となった。

七島いを取り巻く現状とその素晴らしさを知ってもらおうと、岩切さんは「七島い工房ななつむぎ」を設立。工芸作家としての活動を本格的にスタートさせた。工芸品の製作をおこなう傍ら、ワークショップを開催するなど、七島いの普及につながる活動も積極的におこなっている。
作家としての活動も今年で10年。これまでは規格外の七島いで製作活動をおこなってきたが、今年は自ら七島いの栽培にも挑戦。
この10年、多くの人々を七島いとつないできた岩切さん。これからの10年に向けて奮闘し、活動する姿を伝える。
 

(制作:OBS大分放送/内川 洋平)

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