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IT大革命 ~最先端テクノロジーの発信拠点に~

テレビ

最先端テクノロジーを駆使し地域課題に取り組む会社が長崎にある。
IT企業の「アドミン」だ。ここで一つ断っておく。長崎にあるといってもオフィスは長崎にはない。どういう意味か?山口知宏社長(35)は言う「会社はメタバース上にあります」

メタバースとはインターネット上の仮想空間のこと。実はアドミンの約20人の従業員はほぼ全てがリモートワークで、パソコン画面上のオフィスに出社している。それぞれが自分の生活スタイルに合わせてプログラミングやウェブデザインを手掛けているのだ。

バーチャルからリアルへ。山口社長の次なる挑戦は山の中にある。長崎県内の約110万平方メートルの広大な土地を購入しSDGs推進を目的とした「ルートヴィレッジ」という村を開いた。この村では情報通信技術を用いたスマート農業を実践中だ。
離れた場所にある複数の田畑をカメラやセンサーでリアルタイムに確認。気象データと照らし合わせ自宅から遠隔で水やりをする。少子高齢化した社会でも「継続できる農業を」との考えだ。
「都会の価値と地方の価値を逆転するような時代がいつか来る」山口社長はこの村を様々な起業家らが集う場所、「日本のシリコンバレー」となることを目指す。

会社名:株式会社アドミン

代表者:山口 知宏 代表取締役

住所:■メタバース本社(バーチャル) 
    Decentraland -105, -82 番地
   ■コミュニケーションスペース(リアル) 
    長崎市古町4 AdminBasez(アドミンベース)

電話:050-5490-0976

HP:https://www.admin-n.com/

取材後記

IT企業「アドミン」(長崎市)の山口知宏社長(35)は私に向かって少し申し訳なさそうに言った。
「最近新社屋を建てたNBCさんに言うのもなんですが、オフィスって要らないんですよ」ハっとした。グサッときた。ただ今回の取材中にそれを痛感した。
アドミンの社員にご協力いただき、自宅で働く様子を撮影するために3軒お邪魔させてもらったときのこと。それぞれの場所の滞在時間は10分程度だったが、3軒回るのに半日かかった。これがメタバース上で済んだらどうか!移動に要する時間は「0」だ。便利だ!

さて、この画期的なメタバースの世界をどうやって説明するかね?
メタバースに触れたことのない人に面白さをどう伝えればいいかね?
私と編集を担当したカメラマンは難題を突き付けられた。
そんな折、カメラマンにアイデアが降ってきた!編集室にあった裏紙を手に取って記した。
 

↑カメラマンが書いた絵コンテ


裏紙に書いた大雑把な絵コンテをアドミンに提出し、アニメーションの制作を依頼。
すると!なんということでしょう?
プロの手にかかるとこんな下書きがあんな最高級クオリティの映像になった。
(※放送をご覧になってくださったものとして勝手に話を進めさせてもらいます。)

出来上がったアニメーション見て我々のテンションは上がった!

「BGMはドラ○エ風の音楽にしてみようで!」
「社長のインタビューの音声も機械チックにできんかな!TBSドラマVIVANTに登場したドラムのごとくさ!」
 

アニメーション制作に携わってくださった方々、おかげで楽しく編集できました。
感謝申し上げます。

この令和の時代、メタバースという最先端テクノロジーを専門とするアドミンが、歴史が紀元前にもさかのぼる稲作に取り組んでいるのはギャップがあって面白かった。
ちなみに収穫した米は会社の福利厚生の1つとして社員全員に配られるそう。ルートヴィレッジの住人には1年分(90キロ)だ。
 

オフィスをメタバース上に置き、長崎から未来を切り拓くアドミン。
拠点は【バーチャル】と【リアル】の両方にあるので覗いてみてほしい。

 

(NBC長崎放送/岸 竜之介)

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