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豚熱感染 佐賀県が搬出制限を一部解除 新たな感染確認されなければ今月19日にも終息宣言へ

今年8月、佐賀県唐津市の養豚場で発生した豚熱について、佐賀県は周辺の養豚場で検査を実施し、すべて陰性だったことから9日に搬出制限を一部解除しました。

◆佐賀県で1万頭以上の豚を殺処分
今年8月、佐賀県唐津市の2つの養豚場で豚熱が発生し、2例目となる肥前町切木の養豚場では、20日以上かけて1万頭を超える豚の殺処分が行われました。

◆半径3キロ以内の養豚場で採血検査
佐賀県は9月20日に消毒などの防疫措置を完了していましたが、その後17日間、新たな発生が確認されなかったことから、今月8日に半径3キロ以内にある7つの養豚場で、「清浄性確認検査」を実施しました。

◆半径3キロ~半径10キロ圏内の搬出制限を解除
230頭の豚に対する採血検査の結果、すべて陰性だったことから、半径3キロから半径10キロ圏内にある4つの養豚場に出されていた「搬出制限」を、9日午前9時に解除しました。

◆半径3キロ以内の移動制限は継続
半径3キロ以内の養豚場に出されている「移動制限」は継続しています。今後、新たな感染が確認されなければ、佐賀県は19日にも「終息宣言」を出し、すべての制限を解除する方針です。

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