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「その購入まっ茶って!」 飲み物でニセ電話詐欺を防ぐ 目立つ電子マネーカードの悪用

電子マネーカードを悪用するニセ電話詐欺を防ぐためコンビニエンスストアの店員に協力してもらおうという訓練が福岡県大牟田市で行われました。

コンビニで声かけ

11日午前、大牟田市歴木のコンビニで行われた訓練には、店員や警察官など10人が参加しました。訓練では電話で相手の指示に従い、高額の電子マネーカードを購入しようとしている客に、店員が「その購入まっ茶って!」というラベルが貼られた飲み物を渡して詐欺にあっていないか考える時間を与えるまでの手順を確認しました。

架空料金請求詐欺 被害総額3億円に

大牟田市内のコンビニ4店舗では、11日から10月20日までの全国地域安全運動期間中、同様のケースがあった場合にこの飲み物を配って注意を呼びかけます。

ローソン大牟田米ノ山店 坂口由紀子店長
「電子マネーカードの購入が実は詐欺だったことが1年以内に一度ありました。もう一歩声かけができるようにしていきたい」

警察によりますと、電子マネーカードが悪用されるニセ電話詐欺は「パソコンがウイルスに感染した」「未納料金がある」などと言ってだます手口が目立つということです。今年、福岡県では電子マネーカードを含む架空料金請求詐欺の認知件数が184件、被害総額が3億円あまりに上っています。

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