購入より「処分」の問い合わせ増える“仏壇”家庭で不要になったものを集める「供養祭」も
国の伝統的工芸品「八女福島仏壇」の生産地として知られる福岡県八女市で27日、役目を終えた仏壇や仏具の供養祭が開かれました。
家庭で役目を終えた仏壇を処分
八女市で開催された「仏壇感謝供養祭」には仏壇を所有していた人や八女福島仏壇仏具協同組合の関係者などの約40人が出席しました。この供養祭は、家庭での役目を終えた仏壇や仏具を供養した上で処分するために毎年10月27日に開催されているものです。
新規購入より処分問い合わせが増える
今年の供養祭には、県内から約20点の仏壇や仏具が持ち込まれ所有していた人たちは、これまでの感謝を込めて手を合わせていました。
供養者「すっきりしました。毎日、朝夕、手を合わせておりましたので感慨深いです」
八女福島仏壇仏具協同組合によりますと、最近は「新たな仏壇を購入したい」という相談より「仏壇仏具を供養祭に出したい」という問い合わせの方が増加しているということです。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう