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本州と九州がつながった日 88歳女性が鮮明に記憶している「ボートから車になった」感動 関門海峡開通50年

九州と本州を結ぶ関門橋は14日、開通から50年を迎えました。かつてボートで本州に渡っていた女性は当時の感動をきのうのことのように振り返ります。今や物流の大動脈となった巨大な橋がもたらしたものとは。

完成した橋を歩行者に開放 歩いてみたら

谷伍平北九州市長(1973年当時)


着工から5年がたった1973年、ついに関門橋が完成。開通5日前には特別に1日歩行者天国となり、待ちに待った市民たちが橋の上を歩きました。

橋を歩いたおばあちゃんは、当時こう話していました。
Qどうですか?歩いていみて
「いいです。気持ちいいですな。どこまでいってもあんた、道路と同じですから」

そして、当時の谷伍平北九州市長は。
「上から見たら高いという感じは十分ありますよね。歩いてみると大きいという感じがね。高いだけじゃなくて非常に巨大な感じがしますね」

ついに開通 「初めて車で行った日」鮮明に記憶


そして1973年11月14日、開通式が盛大に行われ、関門橋の上を車両が走り出しました。川ノ上さんも当時の感動を鮮明に覚えています。

川ノ上幸子さん(88)
「できあがったときに私、下関に初めて車で行ったのはものすごく印象があります。それまでは下関に行くときはボートでいきよったんよね、だけど橋をとおって行けるようになったときは感動しました。それが橋の感動。」

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