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JR九州 運転士の資格持たない係員が「自動運転」 2024年3月から

JR九州は香椎線の一部区間で列車の自動運転の実証を行っています。来年3月からは、運転士の資格を持たない係員による「自動運転」を実施すると発表しました。

2か月間の乗務員研修を実施

運転士が乗車する「自動運転レベル2」


現在、JR香椎線で実施している列車の自動運転は、緊急時に備えて運転士が乗車する「自動運転レベル2」です。これを来年3月から運転士の資格を持たない係員が運行する「レベル2.5」に移行します。12月から、運転士の資格を持たない社員が約2か月間にわたって自動運転列車の乗務員研修を受講する予定です。

「取り組まないと鉄道の将来ない」


JR九州 古宮洋二社長
「新技術を使ってどんどん取り組んでいかないと鉄道の将来はないと思っています。そういう面では、大きな進歩だと思っています」

JR九州は将来的にほかの路線でも運転士の資格を持たない係員による自動運転を実施していく方針です。

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