PageTopButton

本気で遊んでパパを育てる

長崎県内の公園などで、子どもたちと一緒に水鉄砲や水風船を“本気で”楽しむ男性がいる。小森剛さん(40)だ。小森さんが考案した遊びでは、最初はおそるおそる参加していた親子も、しまいには全身ずぶ濡れになりながら親子の絆を深めている。遊びは手加減なしの真剣勝負。自分と遊んでる大人が楽しそうだと思えることで、子どもたちの自己肯定感アップにつながると小森さんは考えているからだ。


小森さん自身、未就学の3人の子を持つ親だ。「親になる自覚はあるの?」第一子を妊娠中の妻から言われた言葉が大きな転機となった。そこから子育てについて独学で学び始め、男性が育児休暇を取りにくいという現状にも直面した。その後、育休を取って会社を辞めパパママの支援団体「パパノミクス」を立ち上げることを決意。

 

妻は大賛成で背中を押してくれた。現在小森さんは、親子で一緒に楽しめるイベントのほか、子育て支援の講座などを開いている。育児や家事に積極的にかかわることで、夫婦で一緒になって子どもに向き合えることに幸せを感じたという小森さんの子育てとパパノミクスの活動を伝える。

 

(制作:NBC長崎放送/河野 智樹)      

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう