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島の恵みで乾杯 奄美のクラフトビール

テレビ

2021年に世界自然遺産に登録された奄美群島。群島唯一のクラフトビールの醸造所が奄美市にある「奄美ブリュワリー」。「奄美で最初に口にするのは島の食材で」代表の平泰造さん(52)が手掛けるのは島の恵みを使ったクラフトビールだ。

 

奄美市の海岸で潮風を受けながら自生する長命草に、赤みが鮮やかな大和村のスモモ。徳之島の幻の黒糖に、島みかんのシークニン、龍郷町の天然塩など奄美の様々な地域でとれる食材を副原料にしている。去年冬には奄美の自然界の頂点に君臨する猛毒蛇ハブまでもクラフトビールになった。

 

奄美観光ハブセンターの協力のもと、黒焼きにして無毒化したハブの粉末を混ぜ込んだ高アルコールのビールで、ハブの力強さを感じる一杯だ。今後は奄美のマンゴーでクラフトビールを制作予定。「いずれは奄美群島のすべての島の食材でクラフトビールを作りたい」と平社長。

 

新型コロナの5類移行で、島外からの観光客が増える中、「世界自然遺産を感じる乾杯」で奄美をアピールする平さんに密着する。

取材先:奄美ビール
出演者:代表取締役 平泰造さん
住 所:鹿児島県奄美市名瀬港町1-2 松第2ビル1階
TEL:0997-58-8100
HP:https://amamibeer.com/

 

取材後記

「インパクトがある。どうやらハブのビールのようだ」

奄美空港の出発ゲート横にある看板を知人が教えてくれた。
「猛毒蛇ハブをビールに」「どうやって作る?」取材をはじめたきっかけだ。
 

奄美ビールの平泰造さんは徳之島出身。今回実家にもお邪魔した。広い庭には島バナナだけでなく、青パパイヤやみかんまで、実はハブも出るという。四輪駆動の軽自動車一台がやっと降りられる崖下、この場所から初めて見る名瀬の海は感動的。自生する長命草の天ぷらを夜頂いたが、苦みが良くて長命草のビールにもよく合う
実はこの場所もハブがでる。
 

ハブビールに協力している奄美観光ハブセンターではとうとう生きたハブにも遭遇した。
つねにどきどきしながら行った今回の取材。面白い素材へのわくわく感だったのか、「ハブが出るかもしれない」という恐怖心だったのか・・・

 

「次回は奄美のマンゴーで、その後、群島の他の島の素材で」と平さん。
今後も個性が際立つ奄美のクラフトビールが次々と登場しそうだ。


(MBC南日本放送 中靍 崇大)

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