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河原に笑顔を咲かせましょう

福岡県八女市の矢部川で50年ほど渡り漁を続けている片小田正行さん (75)
獲った魚を売るわけではなく、家族や友人に振る舞うために漁を続けています。75歳でもまだまだ現役で、自分の体より大きな船をひとりでトラックに積み、漁の季節はほぼ毎日川へ出かけます。


元気の秘訣は体を動かすこと。早朝からラジオ体操をした後に漁に出て、河原の草刈りをし、市民プールで泳いだ後に再び漁へ…。「あと10年は続けられるったい」と生まれ育った八女市の方言で元気に話してくれます。


そんな片小田さんですが、ずっと続けていた河原の草刈りが街の環境美化に貢献したとして八女市から表彰されました。人が入れないほど生い茂っていた河原も今では季節の花で彩られた街の観光スポットになっています。中でも夜にだけ花が開く「月見草」は黄色い花弁が美しく、一斉に開き始める姿には心を奪われます。
この花に片小田さんは特別な思い入れがあるようで…。
花を愛で、川と共に生きる片小田さんが、河原に咲かせる花々と笑顔を撮影しました。
 

(制作:RKB毎日放送/上戸 穂高)

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