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活字離れで書店激減でも 関西出身の直木賞作家・今村翔吾さんが佐賀に書店をオープンした理由 作家デビューの「恩返し」

生徒に言われた『翔吾君こそ夢をあきらめているくせに』

直木賞作家 今村翔吾さん
「『夢をあきらめんなよ、お前逃げているだけやろ』と僕がちょっとかっこつけて言ったんですよ。ほんなら『翔吾君こそ夢をあきらめているくせに』と言い返されて、それがきっかけ」

それからすぐに執筆を開始し、去年、ついに直木賞を受賞。その受賞作『塞王の楯』には柳川藩の初代藩主・立花宗茂が登場するなど九州との縁も紡いできました。

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この記事を書いたひと

今林隆史

1976年生まれ 福岡市出身 政治・経済などのニュース取材に加え、ドキュメンタリー番組の制作にも携わる。第58次南極観測隊に同行。JNNソウル特派員として韓国の大統領選挙(2022)などを取材。気象予報士・潜水士の資格を有し、環境問題や防災、水中考古学などをライフワークとして取材する。 番組「黒い樹氷~自然からの警告~」で科学技術映像祭 内閣総理大臣賞(2009)、「甦る元寇の船~神風の正体に迫る~」同映像祭 文部科学大臣賞(2013)など受賞。