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小学生の37%が裸眼視力1・0未満 スマホやゲームで深刻化 「もう手放せない」場合のルール

11月、国が発表した調査によると裸眼の視力が「1.0」に満たない子どもの割合は小学生で約4割、中学生で約6割となり、これまでで最も高くなりました。スマートフォンなどの利用時間が増えたことも要因とみられています。スマホの利用が「もう手放すことができない」ほど習慣化した場合どうしたらいいのか。

近視にならないための利用方法

 

文部科学省が作成し学校現場などに配布した啓発資料によると、スマホやタブレット、ゲーム機を使うときは、以下の3点が重要です。

1)    部屋は明るくする
2)    目は画面から30センチ以上はなす
3)    30分に1回は遠くを見るようにする

また、「外で過ごすと近視になりにくい」として、天気のいい日は外でいっぱい遊ぶよう薦めています。

学校で学んだ児童は

 

2年生
「いま目を悪くしたら嫌だから、ゲームは30分か1時間くらいにしようと思います」

 

2年生
「画面からなるべく目を話したりYouTubeをみる時間を守ったりしようかなって思いました」

「もう手放せない」子が増加 両立が大事

 

久保内美幸教諭
「日常生活にインターネットやスマートフォンが普及したことによってもう手放せないみたいな子も増えてきているからこそ、やっぱり時間を守ることが大切です。必要な場面で必要な分だけ使っていくという、両立をしていくことがとても大事だと思います」

 

 

デジタル化が進む一方で、深刻化する子供の近視。近視が進むと緑内障など失明につながる病気のリスクも高くなるため注意が必要です。
 

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