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背景に“異様な搾取の構図”強盗殺人事件で引き出された現金の一部を受け取ったとされる娘の裁判~「母親から家族間だから大丈夫と言われた」

去年6月、福岡県水巻町で起きた強盗殺人事件に関連する裁判が12日、福岡地裁小倉支部で開かれた。被害者の通帳から引き出された現金を受け取ったとされる女は、被告人質問で「現金を受け取った時に母親から家族間だから大丈夫と言われた」などと主張した。検察は女に懲役2年6か月、罰金50万円を求刑した。

実行犯とされる妹は生活に困窮…、知人の女に搾取され続ける異様な関係


この事件は去年6月、福岡県水巻町の住宅で辻つぐみさんが殺害され通帳などを奪われたもの。実行犯とされるつぐみさんの妹の辻和美被告が強盗殺人罪で、事件に使われた道具の準備や現場への送迎に関わったとされる北九州市小倉北区の無職岡村恵美被告が強盗致死罪で、通帳から引き出された現金の一部を不正に受け取ったとされる岡村被告の娘・愛香被告が組織犯罪処罰法違反の罪で起訴されている。和美被告は生活が困窮し、十数年にわたって路上生活を続けていたことがわかっていて、事件の背景には、和美被告が恵美被告に金を貢ぎ続けるといういびつな人間関係があったとみられている。


 

「家族間だから大丈夫と…」愛香被告が法廷で主張


12日開かれたのは岡村被告の娘・愛香被告の裁判で、つぐみさんの通帳から不正に引き出された現金40万円を受け取った罪などに問われている。被告人質問で岡村愛香被告は「現金を受け取った時に母親から家族間だから大丈夫と言われた」と主張。その上で、「本当に自分の考えの甘さ、判断の甘さを反省している」と述べた。検察側は「40万円もの大金を生活費にあてた犯行様態は悪質」として懲役2年6か月、罰金50万円を求刑した。判決は2月9日に言い渡される予定。

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