誰でも一度は憧れる「バク転」。そのバク転の普及に努めるヒーローが宮崎県にいる。
出身地はバクテン星、そして年齢はバ・ク・テ・ンにちなんで、８９１０歳というヒーロー「バクテンマン」だ。このバクテンマンの正体が竹田成道（たけだ なりみち）さん（３３）。高校でレスリングに出会ったことがきっかけでバク転をマスター。その後航空自衛官の道に進むが２０２０年に退職。バク転で生きていくことを選んだ。
現在は自身が主催するバク転教室を行っているほか、イベントなどで出張バク転教室を開きバク転人口を増やそうとしている。竹田さんによると「バク転のコツは勇気をもって挑戦すること、上達の速さは人それぞれ」とのことだ。教室に通うのは主に小学生だが、中には６０を過ぎて挑戦している男性もいる。
また教室では竹田さんオリジナルの「バク転検定」も行っている。上達具合によって1級または２級にわかれていて、生徒たちのモチベーション向上に一役買っている。「バク転は後ろに回るが、気持ちはつねに前向きに」と話す竹田さん。バク転を通じて彼が子供たちに伝えたいことは何なのか？バクテンマンの活動に迫る。
（制作：ＭＲＴ宮崎放送/片野坂 亘彦）
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